平日とあって、大阪MUSEは
全席イスが用意されて
まったりと聴ける配慮がうれしい。
次に来るときはギッチギチの
スタンディングになるとは
ちょっと予想できないなあ。
今夜は実力者ばかりの4組のアコースティックライブです。
トップバッターは【猫音】ねおん。
【ラングセルモ】のボーカルさんのソロ活動ユニットでした。
いつものバンドとは違って
ゆっくりまったりの歌声とちょっと天然のMC。
いやされました〜♪
2番手は【そよかぜ】ここだけは写真撮影OKだったので撮りました〜
あの大根くんが無茶苦茶緊張してる！！
路上でも何度もカバーしてきた
あこがれのアーティストとのガチでタイバンは、
特に楽屋が同じ部屋だけに
アゴがしゃくれるほど（笑）緊張したらしいです。
【そよかぜ】新曲の「花火」良かったですよ！
特に曲の途中で打ち上げ花火が上がる演出が
ぴたりと決まって鳥肌もの！
ライブハウスでしか味わえない素晴らしさでした！
「春風」ではっちゃけて「あの風に乗せて」で
力いっぱい歌いあげて終わりました♪
3番手は【唄人羽】の二人。
結成10周年にもなると怖いものもない、と
ＭＣの面白いこと面白いこと！！
対照的に唄の上手さに唸りました。
【そよかぜ】の良さが3人の力の足し算だとすると
【唄人羽】は引き算ができる。
恐れずにぎりぎりまでそぎ落とした歌やギターの音から
一気に駆け上がる様はかけ算でもしているようです。
最後の歌ではオーディエンスをスタンディングにさせました！
トリは【北清水翔太】くん。あの【サスケ】が解散して
４月からソロ活動しています。
あこがれていたけれどライブを見るのは初めてです。
ギター１本抱えていきなり歌い出す。
楽しそうにギターストロークしながら
体中でリズムとメロディーを奏でてる。
・・・うそ！
体中が震えるほどの光景が飛び込んできた！
ステージの【北清水翔太】くんが、
ここ大阪ＭＵＳＥにいるはずなのに
どこかの野外の広場にいるようで、
たぶんそこは大宮の駅前なんでしょう。
ストリートライブの原点に立ち返った姿でうたっている♪
４日前に高熱を出したそうで、
幸い新型インフルエンザではなかったので
１日20時間寝て直したと言っていました。
とても病み上がりには聞こえませんでしたよ！
ＭＣで心に響いた話です。
【サスケ】の時は移動の手配も宿泊もスタッフがやってくれて、
それが当たり前に思っていたけれど、
今は自分で切符を手配して、宿を探している。
それが逆に新鮮で楽しいそうです。
つい【flumpool】と比べてしまう。
１年前はメンバーもまだ自力で手配してたはず。
それが今やスタッフが付き添って至れり尽くせり。
代償として特に隆太君は
一人で出歩くこともままならない様子です。
それがいいとか悪いとかじゃなく、
今はそれが必要不可欠なんだと思うけれど
メンタル的な戸惑いは消化できているのかな？
次の神席でも変に声をかけるのは、よそう…。
あ、また、脱線してしまったf^^;)
【北清水翔太】君、結局「青いベンチ」や
【サスケ】時代の歌は歌わなくて
知らない歌ばかりだったのに
すばらしく感動しました。
よどみのないメロディーラインと
一言ずつ確実に耳に届ける活舌のよさ。
軽い癖のある、パンチのきいた声。
あこがれの初恋の人に再会した気分でした！
