まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

作人ワンマンライブ11/11


作人】君は【信政誠】君や【大柴広己】君つながりで
折々に歌を聴いていたけれど
そんなにしょっちゅうって訳じゃなかった。
信政誠】君の親友でもありライバルでもある
作人】君が一足先にメジャーデビュー!
記念のワンマンライブは
チキンジョージを満員にした♪


オープニングアクトは【信政誠】君。
彼の曲を好むファンも多く、
会場ははじめっからヒートアップ。
合間のMCでは二人の出会いから
よきライバル関係まで話がおよんだ。


僕も来年にはメジャーデビューして
「いつか二人でツーマンライブ」の夢を
もうすぐかなえそうです。
信政誠】君らしい
力強く変わらぬエールを送っていた。


ステージに孟宗竹をくり貫いた
光のオブジェが立ち並ぶ。
どこにも見たことのない
チキンジョージのやさしい空間で
作人】君が歌い出す。


サポートギターとコーラスは【大柴広己】君。
とても懐かしいメンツだけど
現役のメジャーアーティストを
贅沢にもサポートにしてしまう
作人】君の踏み込みにびっくり!


「お墓に入ろう」でスタートしたライブは
作人】君ならではのフレンドリーで型破りなスタイル。
「お父さんがついに無職になりました!」
の報告で始まる「パパの仕事」
来年1月16日に予定している
大規模野外ライブ「音返し」の歌。


世界で一番シュールなコール&レスポンス!
と【作人】君が笑うのは
電気屋さんが電気を止めにきたよ」
「家族の歌」はとても緩く暖かく感じる歌。
現在の彼は家族崩壊と住所不定という
どうしようもない現実を抱えながらの
メジャーデビューだというのに。


作人】君を今一つ好きになれなかった自分が
過去の自分で、その理由はいつも
おちゃらけていた彼の笑顔にあった。
「楽」の感情しか持ってないかのような表情が
気に入らなかったのかもしれない。


実際の彼は阪神大震災で自宅が全壊、姉が死亡。
その痛手から立ち直れない両親は離婚。
住む家まで失って友人の家を転々としながら
高校を卒業まで学費を立て替えてくれた
友人に返済するために就職し、
返済後にフリーター、
住所不定のミュージシャンロードに足をつっこんで
・・・現在に至る。


初めて知った【作人】君の笑顔の意味。
次々に襲いかかる、避けようのない
容赦のない現実を生き抜いていくための
笑顔だったをいうこと。
絶対にあきらめない心が
ついにメジャーデビューを引き寄せたこと。


アンコールの頃になると
歌いながら顔をくしゃくしゃにして
ぎゅっと目をつぶって歌う【作人】君の姿があった。
「メジャーになって責任もあるから
泣いて歌えないなんてことはしないと思ったけれど、
現実にはこみあげてくるものがあります」
最後は震災で亡くなったお姉さんに
捧げる「DEAR SISTER」でライブを締めくくった。


メジャーデビューに当たっては
キャッチコピーやストリーが必要なものだときく。
作人】君の場合、それは
震災の地からデビューした
「ホームレスフォークシンガー」らしい。


自分は見ていないのだけれど
NHKが【作人】君を追いかけて
ドキュメンタリー放映しているらしい。
(見てる方、マジごめんなさい)


これからどんな形で全国に浸透していくのか?
とりあえず来年の1月の震災関係のNHK番組には注目ですね。
失うもののないパワーで暴れてきてほしい
そんな【作人】君のワンマンライブでした。