りんくうタウン？
遠いっちゃ遠いけど
家から乗り換えなしでいける。
14時と16時の2回ステージだけど
夕方の分だけ見に行くことにした。
りんくうタウンの
駅そばのショッピングモール。
場所はくるくる広場だという。
も、もしかして？
インストアライブじゃなかった。
観覧車があって（昔は遊園地だった）
そのそばの、まったくの野外スペース！
16時の西日でもそうとう暑いのだから
14時からの【そよかぜ】ステージが
どれほど過酷だったか想像ができた。
【そよかぜ】は7月13日に
アルバム「トライアングル２」を発売したところ。
このインストアライブも
【そよかぜ】プロモーション活動らしい。
だけど、少しでも
日陰借りられなかったのかな？
ステージでさえない
広場の一角に
テントと長机をおいての物販スペース。
ステージ位置に置かれたペットボトルが
熱を帯びていそうな感じがした。
【そよかぜ】の3人ははじめから
変にテンションが高かった。
というより、テンションあげていないと
暑さでやられそうだった。
途中のＭＣの時ペットボトルを口に含んだ
大根君が顔をしかめた。
本当に熱くなっていたらしい。
近くにスタッフさんもいなくて
誰もフォローできない。
次の曲を歌い終わった時に場所を離れて
水のペットボトルを買って差し入れた。
最後の１曲にしか間に合わなかったけれど
メンバー3人が喜んでくれたのがわかった。
なんだか、
昔のストリートライブみたいだね。
ステージが終わって
物販時間になったけれどあまり売れない。
実は【そよかぜ】の周りを取り囲んでいたのは
ほとんどが「そよっこ」＝ファンで
翌日の神戸でのワンマンライブに行くため
ここではあまり買わないのです。
物販も終わって撤収作業に入りながら
大根くんが本音でぼやいた。
「こんなん、いやだ！
暑いし、俺らのファン以外に人はいないし、
（商業施設なのに）人通り少ないし！
・・・早く売れて
いつも人の多いところで歌い続けたい！」
多分、まんぼうが近くにいるから、
気を許したんだと思う。
商業施設を借りてのライブだから
禁句に近い言葉だったと思う。
【そよかぜ】は【flumpool】と同期で
めちゃメモ仲間でもあったアーティスト。
元気くんがサポートベースを務めた歴史もあって
今でも親交があるから情報もあるはず。
メジャー目指して全国をまわってがんばっている。
それだけに、言葉が痛いほど突き刺さった。
歌い続ける、これが今、
相当難しい時代になっていて
それでも歌の持つ力は大きくなっていると思う。
いろんな思いを乗せて
この夏、アーティストはライブにかけめぐる。
「まんぼうさん、明日のライブ
是非見に来てください。
今の僕らを見てほしいんです！」
大根君の真剣な勧誘に
つい心が動いたまんぼうでした。
