まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

大阪天狗2012決勝その2


コンテストも終盤。
最後の2組はよく知っているバンドです。
先に出てきたのは【KANA-BOON
あべのROCK TOWN で見てから11日後の再会です。
何かしかけてきそうな予感がする。


幕があいたとたんにボーカルのMC
「他のバンドには悪いけど、
俺ら、優勝する気ないから!
ぶっちゃけ、ここに来たときのチケットの動員数で
(勝敗なんか)決まってるわけで、
そういうの、なんだかなあって。
だったら来るなよってことだけど、
予選会通っちゃったから。
・・・なんだかんだ言ったけど、
来たからには本気になって2曲やって帰ります。
俺らが気にいらなければそれでいいし
気に入ってくれたらそれはそれでうれしいです。
NABA-BOON】でした!」


やっぱり、仕掛けたな!
会場の目を完全にステージに向けさせて
ライブがはじまった。
NABA-BOON】の本気モードのライブが
良いことはわかっている。


初めての観客を巻き込む力はすごい!
持ち時間10分間終えて幕が下りたあとの
会場のざわざわした感じが
今までとは違っていた!


2011年の大阪天狗決勝で、
会場の空気を変えたバンドは
次に控えている【フレデリック】だった。
・・・やりにくいだろうな。
どんな演出をするんだろう?


幕が開いて【フレデリック】のステージ。
ポルカのようなSE曲にあわせて
手拍子を求めたけんじ君。
会場が徐々に【フレデリック】になじんでいく。

そのままスタイリッシュなイントロから
「峠の幽霊」
去年会場の色を変えた
いわくつきの曲だが、
2012年のアレンジはがらりと変わっていて
あのおどろおどろしさは消えていた。


曲が終るとベースのコージ君が
まるでアニメの中に出てくるピエロのような声で
「はっはっは、やってきました【フレデリック】ですよ。
僕らの音楽でみんなが楽しんでくれることが
僕らの幸せです。楽しんでいきましょう!」
『頭が良くなる薬をばらまけ!』聴いてください「バジルの宴」


曲調が途中でくるくると変わる
独特な歌。
フレデリック】の世界観
否応なしに引きずり込んでいく攻めの姿勢は
終始崩れなかった。


フレデリック】10分終っての感想は
「去年より大人になったな。」
周囲の見る目を十分に意識して
策を練ってきたようなステージ。
バンドレベルはとにかく上手い。
ただ、このイベントでは
上手さが絶対ポイントではないからなぁ・・・


その3に続く