まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

ライブ感想3


前半感想で書いた
かすかな違和感とは別に
驚くことがあった。
隆太君が音をはずした。
それも一度や二度ではなく。
メロディーが下がるパターンで、
音が下がりすぎるのだ。


もっと気になることは
本人がそれに
あまり気づいていないこと。
おそらくきちんと歌っているつもりで
外れている音が耳に
伝わっていないのか?


耳、鼻、喉の気管は
密接な関係にある。
そういえばMCの隆太君。
若干鼻声だ。
気になる。


でも心配はしない。
今の彼に心配という
お節介は似合わない。
だから、見守る。


大樹さんのめちゃめちゃ
カッコイイキーボードソロ。
機材をぐわんぐわん揺らして
機運が高まったところであの曲だ!


大好きな「ベガ」
最近は別の楽しみ方もみつけて
ちょけてる(笑)まんぼうです。
くるぞ来るぞ!


「ずっとー・・・!」
なんだ?隆太君どっした?
喉の声帯のどこかにに
何かが張り付いているようだ!
声を出す場所の
振動を止めてるから
声にならない!
どんどんスカスカになっていく!


DVDで見た「伝説」の
Unclose Tour初日の
渋谷c.c.lemonホールでの
アクシデントを彷彿とさせる光景。


このときまんぼうは
まだ傍観者だった。
隆太君どうやって切り抜ける?
見てやろうじゃないの。
そのままワンコーラスおわった時


突然にきた!
稲妻にでも打たれたような感覚。
脳内にかけ巡ったメッセージ
「何をしている!
今こそ動かないでどうする!
自分もチームflumpoolの一員なのに!」


それは自分が自分に宛てた
メッセージだったかもしれないが
衝撃のように駆け抜けた!
ほぼ同時に会場の
ほとんどすべての人に
同じ感情が伝わった、
そんな気がする。


隆太君に
ほかのメンバーに
会場のスタッフたちに
リピートLoversに
そして【flumpool】初心者にも
いきなりスイッチが入った!!


会場の後ろの方の
席だったことに感謝したい。
曲のリズムのカウントを追うたびに
会場の手の振りが大きく、鋭く、
力の限りに振れてくる。


意志を持った生き物のように
ビシッビシッと
鞭のようにしなる手の集団!
見たことのない光景。
まんぼうもその一員になる。


メンバーたちも覚醒した!
今自分たちができることを
限界を超えるように音で紡ぎ始めた。
音圧で、シャープな切れで
より長めのソロフレーズで
flumpool】の限界はこれじゃない!
と鳴らし続けた。


ステージ袖で応援を送るスタッフたち
不測の事態に備える関係者
緊迫した雰囲気だけど
誰もが悲観せず、
あきらめてもいなかった。


隆太くんもすごかった。
「ベガ」が終わって次の曲まで
インターバルのほとんどない中
水を一口だけ含んで歌い出す。
ベガほどではないが
声が枯れたまま。


なのになんだろう?
かすれた喉から絞り出す声が
恐ろしいほどの存在感で
会場に押し寄せる。


彼の決意のオーラに
こちらが押しつぶされそうだ!
すると会場が一体になって
応援オーラで押し返す。


何も見えないはずの空中に
とんでもない質量の意志が宿って
それがぐわんぐわんと
ひしめき合っているのが
見える気がした。