ズシッ！！
うっ・・・
お、重い・・・
「自転車があるのでお手伝いしますよ」
と声をかけてくれた方の申し出を断って
（あとで後悔しました！）
「とにかく、ホテルに置いてくるわ！」
大きな段ボールを抱えて歩きだしたまんぼう。
Legacy の敷地をでたところで
たまらず箱をおろして両手の屈伸運動。
そこからまた箱を抱えて歩き、
腕の筋肉に乳酸が溜まる限界まで歩いて一休み。
これをくり返す。
いろいろ持ち方をかえたりするけれど
あまり効果がない。
台北の路上でひとり
「サスケ」「筋肉番付」に
挑んでいる気分になってきた。
腕から指の筋肉、
背筋に腹筋、すべてを使っても
一度に歩ける距離がどんどん短くなっていく。
数百ｍ先のホテルがマラソンのゴールに見えてくる！
ホテルまでの道は台北科学技術大学沿いで
大学生の憩い用に木のベンチが多い。
そこに座っては息を整え、次の気力を振り絞る。
あとちょっと！
一度だけ目から「流れ星」が
見えた感覚があって
「やっべぇ！！」
おそらく力みすぎて
血圧あがったんだろうな。
最後にして最大の難関
8車線を60秒以内に渡る交差点。
休むことも、箱を落とすことも許されない。
信号1回分休んで息を整えて…
おっしゃー！
大阪のオバチャンをなめんな！！
見事に渡りきった！
ホテルのフロント前に箱をおろして
しばらくハアハアと深呼吸。
何事かとのぞいたフロントの女性に
「It's too heavy!」
行儀わるいけど自分の部屋までは
足で蹴りながら運びました（爆）
いや、すごい勢いで書いちゃったけど
単に目測を誤っただけの
ドジを披露しただけじゃん？
ま、まあ、運べたからいいってことで！
今までに経験したことない筋肉痛
（しかも、直後ですよ！）
をなんとかもみほぐしながら
Legacy に戻りましょう！
続く
