まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

COMING’KOBE 継続!


阪神淡路大震災から
20年たちました。
あの日、早朝の大阪でも
未経験の揺れは大きくて
思わず子供たちに覆い被さった
記憶が残っています。


でも、神戸はそんなもんじゃなくて
たった20kmしか離れてないのに
壊滅的な被害を受けていて、
TV画面の向こうの景色が
信じられないままに
募金をしたのを覚えています。


そんな神戸を音楽の力で
元気づけようと始まった
GOING KOBE フェス。
メジャー、インディーズを問わず
たくさんのアーティストが演奏する。
入場料は無料!!
そのかわり震災復興への募金をする企画。
10回目から名称を
COMING'KOBE に変えて
去年は4万人を集める
大きなフェスになった。


2007年のイベントのときは
結成後3ヶ月あまりの
flumpoolも出演。
ただ【cube】の演奏スタイルと
間違われたのか、夙川学院大学の屋外、
アコースティック専用の
グリーンステージで演奏。
結局隆太&一生コンビで演奏し、
誠司くんと元気くんは
フライヤー配りしてました(笑)


今年は20回目!
節目の年で盛大に!!!
と思ったら大問題発生。
毎年会場に使わせてもらった
夙川学院大学が募集停止になり、
会場が足りない!
観客の回遊や安全を考えて
神戸国際ホールと国際会議場を
すべて借りることに。
当然、お金がかかります。
多数の動員となれば安全の確保にも
お金がかかります。


flumpoolが今年大泉緑地
野外ライブするのだって、
いろいろお金が絡むでしょ?
その2倍以上のフェスを
無料で実現するって
あり得ないほどハードルが高い!


しかし、実行委員長の松原さんは
「有料フェスにしてしまえば
COMING'KOBEではない」と
無料フェス開催にこだわった。



とった策がクラウド・ファンディングという手法。
目的と募集金額目標を明記して
募金参加者を募る。


募集期間中に目標金額に達すれば
募金参加者のカードから表明金額が支払われる。
目標金額に届かなければ1円も入らない。


募金目標は2000万円、
募集期間は4ヶ月。
挑戦がはじまった。


最初はなかなか募金が集まらない。
もちろん、募金に応じた特典もついていたけど
今まで無料で見てたフェスに募金?
どうなるか予測ができなかった。


アーティストから応援メッセージ動画が
アップされるようになった。
募金者からの応援メッセージも少しずつ増えた。
それでも、残り1ヶ月になっても
目標にはほど遠いように見えた。


自分もブログで取り上げたし、
きっと、多くの人やアーティストライブハウス、
そしてメディアも取り上げて
応援の輪が一気に広がった。


模様眺めしてたまんぼうが募金に加わったのは
募集終了期限の4日前。
目標まであと18万円ちょっとだった。


その翌日、
クラウド・ファンディングは目標の2000万円を達成!
その後も募金は続き、
終了したときは目標を一割も上回る金額だった。


ごく少数の大口募金もあったけど
ほとんどが少額募金。
ライブハウスに1回行くくらいの募金が
雪崩のように積み重なった。
人の集まるパワーって
すごいんだね。


COMING'KOBE、今年はひと味違うね。
今からその日を楽しみに
4月29日のカレンダーに
赤マルをつけました!