まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

8年ぶりのストリートライブ


そこではじめて、最新情報に気づく。
で?東口ってどこ?
駅構内をさんざんうろついて
なんとか東口アルタ前に到着。


もう、黒山の人だかり。
ステージが見える位置など
ほとんどない。
よし!奥の手使おう!!


「すいませーん、戻りたいので通してくださーい」
オオサカのオバチャンの禁断の手口(笑)
強引に人混みに分け行って
なんとか群衆に紛れ込む。


でも、お若いみなさんは背が高いね。
メンバーの顔はおそらく見えないよ。


特設ステージには
大きな(6mあったらしい)卵型のバルーン?が待機。
これがくせもの。
でも、たぶん演奏が聴けそうな予感。


んん?演奏??
ということは
これってストリートライブじゃないの?
flumpoolはメジャーデビュー以来
フェスなどで野外ステージをつとめることはあっても
ストリートライブはしたことがなかった。


あれほどストリートライブが好きだった
flumpoolのメンバーが
今、どんな気持ちで
バックヤードに待機しているんだろうか。


たまごバルーンの周りに
スタッフがマイクをセッティング。
マイクスタンドが14時の方向に曲がってみえるのは
おそらく一生くんの位置ですね。


卵のある位置がステージの中央。
ライブのときは卵が気球のように
高く飛び上がるのかな?


もう少しで14時。そのとき
最前列あたりから歓声があがった。
どんなかたちかわからないけれど
メンバーがステージに
スタンバイしたらしい。


小さく聞こえていたEGGのBGMが止まって
もっと大きなイントロが聞こえた。
これは・・・「解放区」だ!


バルーンのEGGに照明が当たって
バルーンのてっぺんが裂けた!
そのまま下まで裂けて落ちたあとに
flumpoolのメンバーが
楽器を持って立っていた!


隆太くんが叫ぶ。
「しんじゅく〜!!!」
大歓声が応えた。


まんぼうのところからは、
かろうじて隆太君の上半身が見える程度。
少し体をずらして一生くんが見える。
誠司くんは頭がやっと見えるか見えないか。
元気くんはほとんど見えなかった。


flumpoolメンバーをしっかりみたいなら
LINE ライブ中継のほうが
断然、良かったと思う。
この文章書きながら
ライン録画を見直していた。
https://live.line.me/r/channels/21/broadcast/2652


生のストリートライブを見る楽しみは
見ているオーディエンスの
感情の高ぶりを一緒に味わえること。
満面の笑みで手を振る隣の女子高生、
なんとなく立ち寄ったつもりの男子が
目を釘づけにされている!


初めて曲を聴いた人も
曲が進むにつれて
拍手したり手を挙げたりする。
まんぼうからは見えなかったけれど
アルタ前広場には急激に人が
駆け込んで集まったらしい。


「解放区」が終わった。アルバムなら
次は「夜は眠れるかい」のイントロだ。
・・・来た!!
一気にテンションがあがる。
歓声が沸き起こる!
オーディエンスから「待ってました!」
のオーラが広がる。


隆太君の声は安定して響いたし
メンバーの奏でる楽器の音も
それぞれ際だっていた。
キーボードが打ち込みなのは
磯貝サイモン君がツァー最終日で
駆けつけられなかったせいだろうか。


「新宿のみなさん、初めまして、flumpoolです!!
・・・え、ええ〜!?
めっちゃ人多いやん!」
と笑顔の隆太くん。
「みなさん・・・flumpool知ってますか?」
ハーイとみんなで手を上げる.


「知らない人・・・
なんとなく、空気に合わせてその場にいる人」
チラホラ手が上がったかな?
「(苦笑いして)せやなあ、
『どこの4人や』となってると思いますが」


「僕たち、フランプールというバンドです。
3月16日、ちょっと前に3年半ぶりに
オリジナルアルバム『EGG』をリリースしました!」
観衆から拍手と
「おめでとう!」の声。


「このアルバムは自分たちの中でも
最高傑作だと思ってます!
その中の2曲を今
やってもらったんですが・・・」


「もらった」じゃなくて、
自分たちでやったんやろ!
おもわず口をついて
ツッコミいれたまんぼう(笑)


「一人でも多くの人に聞いてもらいたいので・・・
フランプールってなんや?おいしいのか?
なんだ、それは?どこのプールだ?と」
アルタ前にさざなみのような笑いが起きる。


「そんな人にも是非知ってほしいなということで、
新宿でライブやらしてもらおうと・・・」
ちょっと息を整えて
隆太くんの表情が和らぐ。


「もともと、路上ライブやってたので。
8年前、大阪でやってたね(一生くんに同意を求める)
その頃をすごく・・・すごく思い出しますし
(エリアを見回して)・・・うん、(ちょっと上向きに目を泳がせて)
(もう一度見回して)なんか・・・
うん(うなづいて)・・・うん・・・・・気持ちイイ」


ラインLIVEの録画を見直したら
隆太くん、かなり瞳がうるうるしてましたね。
路上ライブ時代を知ってる大阪のファンが
ライン越しに見てて
「泣きそうになりました」
と言ってましたよ。


この瞬間、
まんぼうはうんうんと頷いて
めっちゃ笑顔でみてました。


語尾を飲み込んでいる時の隆太くんの顔。
感想を一言でいえるほど簡単じゃない
インディーズの路上時代。
おそらくメジャーの年月と同じくらい
大阪の路上に7年は立ったよね・・・


手応えや嬉しいこと、悔しいこと、
不安に打ちのめされたり、怒りに震えたこと、
いろんな思いがフラッシュバックしたと思う。
今、新宿で3000人の前で歌う・・・
締めの言葉は納得の
「・・・気持ちいいね!!!」


このあと、ぐでたまくんが乱入して(笑)
しばらくゆる〜いやりとりが続いた。
まんぼうからはまったく見えなかったので
録画でやっと状況がわかった状態。


「あ!陽も照ってきた!気持ちイイ!」
「あと1曲やらして下さい。
聞いて下さい!WORLD BEAT!」


素敵なダンスナンバーだった。
EDMをモノにしてテンションを上げて
みんなでジャンプしたり合唱したり、
ライブをかさねて
新たな「みんなの歌」に育つ予感。


うたのあとにツァーの告知をして、
flumpoolメンバーは
手を振ってステージを降りた。


BGMで「解放区」が流れる始めると
自然にみんなで手拍子。
ここが新宿の野外広場だということを
すっかり忘れてしまった。
フェスの芝生の上みたいだ。

このあと、タワレコで本日限定の
ぐでたまバージョン」シール付きの
CD販売するということで
急ぎ南口のタワレコ前へ。
なんとか買えましたよ!


今日の上京の目的は
ゲリラライブではなかったので
急いで新宿をあとにしたけれど


やっぱりflumpool
野外や路上ライブがよく似合う。
今年の夏はフェスやらないのかな?
秋でも大泉緑地使えたらいいのにね。


8年ぶりのストリートライブ。
新宿の同じ空の下で
たしかに聴かせてもらいましたよ!