先行予約でチケットを申し込んだとはいえ、
整理番号1番は緊張する!
なによりも、開場前に行かなければ
この番号は活かせない!
珍しく早めに梅田シャングリラに行った。
開場時間の20分前に着いた。
・・・誰もいない。
誘導列もできていない。
スタッフもライブハウスの中で
外の様子を伺っているだけ。
これは・・・
ここで待ってちゃダメなタイプだ!
しばらく、近くのお店を見てあるいたり、
コンビニで時間をつぶしたりして
開場5分前にシャングリラ前に戻ると
数人の若い人たちが集まっていた。
「なんか、すみません。
整理番号1番をもらってしまったので。」
と話しかけると、集団の女の子が
「もしかして、楓くん(ボーカル)のお母さんですか?」
と聞いてきた。
「いえいえ!本当にお母さんだったら、
関係者席のチケット持ってますよ!
・・・というか、むしろ
おばあちゃん世代ですから!」
開場して一番に客席エリアに入ったものの
最前列に行くのは躊躇した。
ドリンクカウンターの前、
フロアから一段高いところに立ち位置を確保。
まんぼうにとっての良席とは
近さではなく、視線を遮らないところです。
【音×AiR】は3月に東京と大阪でワンマンライブ。
チケットSOLD OUT を目指して
必死に活動しているのがブログでも見て取れた。
東京はぎりぎりで目標達成!
しかし大阪では前日でも
数十枚のチケットが残っていたという。
バンド的には来てくれた人に向けて
精一杯のライブをすればいいのだが
所属事務所からの指令はそうも行かないようで
今後の活動のチャンスに影響あるかもしれない。
まあ「大人の事情」はどこも
似たり寄ったりですが。
一昨日の【ウルトラタワー】
そして翌日の【Hachi/Hatch,】ライブと
まんぼうが気にかけたバンドが解散する中で
いま一番気にしている【音×AiR】が
どんなライブをしようとするのか
彼らが何を考え、どこに向かおうとするのか
少しシリアスな気持ちでライブを見た。
ライブ前に影アナで
(これも【音×AiR】メンバーが担当)
「本日のMCは全編、コントで行います!」
ライブが始まってみると
曲と曲の間にコミカルな劇がはまっていた。
もっといいバンドになって売れたい。
練習でおちゃらけていくメンバーたち(笑)
でも彼女にふられて、練習に集中できないボーカル。
いやいや、結局は仲間が一番だ・・・
要約するとたいして面白くもないが
絶妙のボケとツッコミに
楽器の音やアクションを加えた
なかなか凝ったつくりの喜劇になっていた。
ライブそのものは、
個々のパワーが高まっていて
東京で揉まれたかいがあったと思う出来映え。
うん、まあ、いいんじゃない?
気になった集客は、案外よくて
特に後方は人が入りきらないほどの
混雑だった。
どうも、メンバーの同窓生たちが
誘い合ってかけつけてくれたようだ。
良かったね。
まんぼうの予想よりも
はるかにお笑いを取り入れた方向に
舵を切ったように見えた【音×AiR】
実際に次の大阪でのイベントは
吉本興業とのコラボイベントだ。
彼らなりに考え抜いた
彼らの音楽を生かす道なのだろう。
この先どんな進化を見せるのか
予想はつかないが、前進するだろう。
「僕らの音楽で全国の人を笑顔にしたい。」
楓くんの口からでた決意の言葉で
全国のライブハウス巡りか
インストアイベントツァーが
予定されているのかな?と思った。
ライブ終了。ふと横を見ると
元メンバーの大地くん
(【Shout it Out】のサポートギター)
を発見。
「元気そうね!twitterフォローしてるわよ。」
と声をかけておいた。
ライブ後、CDやグッズを買った人に
撮影会が開かれるというので
まんぼうはライブハウスの外に出た。
しばらくするとスーツ姿の数人の男性が
外に出てきた。
「若いのに完成度が高いですね!」
「明日からまたがんばろうと思いました。」
「いやあ、面白かったですよ。」
【音×AiR】のライブを知らずに
業務命令で見に来たような集団だった。
もしかしてヤマハ関連の人かな?
これからも【音×AiR】の活動はチェックするだろう。
ライブにも行くと思う。
ただ、今までのように熱を入れるのは
やめにするかもしれない。
そんなことを思いながら
梅田シャングリラを後にした。