まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

フレデリックライブビューイング


日曜日の夜、大阪・梅田の
映画館のロビーの人ごみで
ツァーTシャツを着て入場待ちするのは
いささか場違いな気がする。


4月30日に神戸・ワールドホールで行われた
フレデリック】初のアリーナ公演
「故郷のTOGENKYO」


それをDVD化するのではなく
ライブビューイングの形で公開した
フレデリック】の挑戦的な企画を
あのライブを生で見た者としても
確かめておきたかった。


ライブビューイングのスタートは、
神戸の市街地からワールド記念ホールへの映像。
あのときも同じものをビジョンで見たけれど
大画面全体に映る景色に
自分もそこを移動しているような気持ちになる。


ライブはもちろんあの日と同じセットリスト。
曲の間のインターバルや
ゆるいトークタイムが省かれていたので
より「たたみかける」印象が強くなった。


自分のいた位置からは
確かめることのできないアングルや
会場のファンの表情、
フレデリック】メンバーの表情が
リアルに見えるので
新しい発見も多かった。


その反面、ふかふかの椅子に身を預けて
(ときには居眠りもOK)
画面をみるのはやはり
生ライブと違う感じだ。


画面の切り替えが早くて
もうちょっと見ていたい景色が
ぶつ切りにされるのは
あの日の記憶を切り刻まれるような
惜しい気持ちがした。
まあ、ライブに行った者だけの
贅沢な悩みではある。


それでもコール&レスポンスや
曲の間に観客が鳴らすクラッピングは
この会場でもかなり響いていたし、
単なる「傍観者の客」が少ないので
ちょっとした一体感があった。


アンコールの流れは秀逸だったな。
フレデリック】メンバー全員
涙目になりながらのトーク
…からの「足りないeye」


ライブ終演につきもののお辞儀までして、
これで終演だと思わせておいての
まさかのステージに復帰。
桃源郷のその先を見せると言ったでしょ!」


で、初披露の新曲「飄々とエモーション」
最初にしてこの曲の完成度に驚いた。
初めて聴くにも関わらず
ワールドホール全体に響いた
シンガロングは身震いするほど
美しい光景だった。


「あの日」のライブビューイングは終了。
「そのままお待ちください」
の表示が続く。


あの日のステージ衣装をつけた
フレデリック】メンバーが東京会場に登場。
同時上映の会場名を呼び上げられると
カメラに向かって反応するメンバーがかわいい。


DVDではないこの企画について
「小さな画面で一人で見るよりも
好きな仲間であつまって大画面で見る方が
一体感が生まれる」と説明。


そのほか、ざっくばらんなトークが続いた。
個人的にツボったのは隆児くんが
ぼそっぼそっとしゃべるだけで
かならず笑いがおきること。


いやいや、マイクがないところでは
彼は饒舌ですよ!
(インディーズ時代には…)
flumpool】の元気くんみたいなキャラだね。


「これからも新しいことに挑んでいく」
フレデリック】メンバーの決意で
トークタイムは終わった。
最後の撮影許可タイムでの1枚

個人的に思うのだけれど
A-sketchflumpool から始まったバンド路線は
ロックなバンド集団に発展した。
(ワンオクは別格として)
その中でアンダーグラウンド的な
インディーズ時代を歩んだ【フレデリック】が


このレーベルの第二期の中核的なポジションに
成長してきたことがとてもうれしい。
アミューズフェスに【フレデリック】が
出演できたことも
この流れだと思っている)


次の【フレデリック】の目標は
首都圏アリーナ制覇かな。
密かに楽しみにしているまんぼうです。