今年の正月番組「歌唱王」選手権で
グランプリを獲得した【宇都直樹】君が
初めてのワンマンライブツァーを行った。
「風」と題したファイナルの大阪ライブに行った。
会場は梅田のam Hall。
久しぶりに行ってみると
会場の構造は変わっていないが、
ライブハウスから「貸しホール」専門になっていた。
大阪駅に近くて立地がいいからね。
ブッキングライブを組むよりは
この方が収益があがるのかも。
【宇都直樹】君のライブに行っても
「まんぼうさん」と声をかけてくれる
ファンはいるけれど
カメラマンとしてのまんぼうを
覚えてくれている。
カメラを持たないまんぼうは
ふつうのオバチャンですよ。
誰が言ったか「まんぼうの都市伝説」
「まんぼうさんが本気で応援したアーティストは
メジャーデビューできる」
そんなことないよ。実際に解散したバンドもあるし。
ただ、【flumpool】【WEAVER】【フレデリック】らは
彼らの努力と周囲のバックアップで
結果を残してくれている。
最近のバンドは追いかけないと決めたけれど
以前から気になっていて
まだ結果がはっきりしてないのが
唯一【宇都直樹】くんだった。
今、彼が手応えを感じながら
歌で勝負をかけている。
見ていて、わくわくずるライブをする。
もともと顔のきれいな人で
（それをウリにする思惑に振り回された時代あり）
ソングライターとしての力もある。
（ジャニーズへの楽曲提供など）
専門学校で学んだ歌唱力に磨きをかけ、
多くの曲をカバーして力をつけ、
音域の広さを武器にして
今の【宇都直樹】くんがある。
ソロ活動10年、その前からだから
もう12年のおつきあい。
どの音楽事務所にも属さず
個人で活動する苦しさ、難しさを
イヤと言うほど知りながらも
自分の歌を貫いてここまで来たから
できるならメジャーの世界も見てもらいたい。
（向き不向きがあるから、
メジャーにとどまれとは言わないが
「メジャー経験あり」はある種のステイタス）
そういえば、【島爺】さんと【宇都直樹】くんは
おそらく実年齢が相当近いはず。
本物の歌唱力で活動しているアーティストが
正当な評価を受けられる音楽界が
あってもいいのではないかな。
ライブの詳細は省略。
メジャーアーティストに遜色のない
充実したライブだったことは
参加した人の幸福感に満ちた
笑顔で確信できた。
ひとつだけ苦言？を。
会場に降りて歌いながらハイタッチしながら
まんぼうのそばまで来た【宇都直樹】くん
（まんぼうが手を出さないことを知ってた？）
代わりにまんぼうの前でワンコーラスも歌い続けた！
あのお・・・
えこひいきはいらないからね。
それよりも新たに増えたファンに
もっと笑顔を向けてあげて。
（彼に限らず、
まんぼうに視線を合わせて歌う
ボーカルは多いね。
威嚇してるわけじゃないのに
なぜだろう・・・）
ライブ後の「お見送り」で
特別待遇されるのを嫌って
ささっと会場を飛び出した。
まんぼうが見たいのは
ライブのステージ上で
アーティストが見せる
充実した姿だから。
それさえ見られれば納得しますよ。
