今Ｊ−ＰＯＰの分野で一番ＣＤ販売シェアを握っているのはどこかわかりますか？
実はどのＣＤ制作大手会社よりも大きいのがインディーズ（＊１）と呼ばれる、自主制作から生まれてきたアーティストたちです。
インディーズでガンバる彼・彼女たちの活動場所はライブハウスであったり、野外ライブの定位置（ホコ天、城天など）であったり。そんな選択肢のひとつがストリート(路上)ライブ。
人通りの多い路上を使って自分たちの音楽を披露していくわけですが、手軽に見えて、実はこれがけっこう大変。
たいていの人は目も向けずに通り過ぎ、時には警察官の取り締まりに会って追い立てられ、こわーいお兄さんや酔っ払いのおっちゃんには突っ込まれることも…。
その上、大掛かりな楽器やスピーカーは持ち込めない。なにより冬の寒さ、夏の暑さ、雨が降れば当然ずぶぬれに。
そんなリスクをはらってもなお、歌を聞かせようとする若者はあとをたちません。
では、いったい何がそこまで彼らをかりたたせるのか、不思議に思ったことはありませんか？
