カフェがほぼ満杯になる位の人が入って、
【ワタフェイ】の二人もテンション高くスタートです。
でも、ライブ前に外の車の中で待機してたら
めちゃめちゃ寒くて【西条渉】くんはちょっと大変そう。
いったん奏で始めたらそれさえも吹き飛んでしまう。
【フェイターン】さんのテルミンは
澄み切ったオカリナのように聞こえたり
風に揺らぐバイオリンのようにもきこえる。
【西条渉】くんのギターの音が決して邪魔しないのに、
予想外のコードでアルペジオ弾いてたりする。
不協和音になりそうでならなくて、
結局心地いい。
【フェイターン】さんはボーカリストでもあるので
曲は厳密にはインストとは言えない。
この声が、ひとりごとのようなつぶやきだったり
感情にまかせたスキャットになったり、
自由奔放なネコになったりする。
テルミンと同じくらいしがらみのないボーカルです。
1曲ごとに違う風景が現れるような曲が続きました。
ライブの途中に白髪の男性が入ってきて
慣れたように赤ワインを飲みながらライブを見ていた。
暗がりにたっているのに
輪郭の浮き出るような存在感がある。
不思議な人でした。