まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

「押し」で思ったこと


ライトが消えた!
一生君のカゲアナが響いた!
諸注意を面白おかしく語っている間に
押しが、来た!!
ものすごく大きな壁のような圧迫感。
誰かが故意に押してるわけではない。
すべての人がブラックホールに吸い込まれるように
凝縮していく感じの押しだ。


一瞬迷った。
あと10秒後にはすぐ目の前にメンバーが!
(この時点で前から4ー5列目)
我慢して待つ?
次の瞬間、本能がささやいた(逃げろ!)
「すみません、後ろにさがります!」
叫んで夢中で人の壁をかき分けた。


後ろ、PA操作ブースの前には
ものの見事に幅3mの空間ができていた!
その一番後方に滑り込むと「まんぼうさん!」
はじめっから前に行かないと決めていた
知り合いが何人もいた。


その後3mの空間は
同じように前方の混乱から
避難してきた人たちの
安全なライブ鑑賞スペースに変わった。


ライブ後に出会った人に下がった話をする度に
「まんぼうさんの判断、正解!」
flumpool】の過去のライブで押しを経験してきた人でも
「今回はハンパない!」と言っていた。


まんぼうが言いたいのは
「ライブマナーを良くしましょう」
「押す人がいるから悪い。自分なら押さない」
ということではありません!


むしろ始まるまでの
ライブマナーはとても良かった。
始まって過酷な状態になったときも
押されて倒れた人を助けおこしたり
スタッフさんを呼んで道をあけてもらったり
助け合いの場面が再三あった。


でも、隆太君の
「あと一歩、半歩でいいから下がろう」
の何度もの呼びかけには
あまり下がることはできなかった。
前に行きたいから?
違うの。
もつれた糸にからめとられたように
一人では身動きできなくなってしまう。


まんぼうもまた、一瞬だけど
押されて押す立場になった。
マナーとは別物、
故意に押そうという気を感じない
ただただ圧縮された空間にはまった。
集団の力が爆発するとき
個人の思いや行動が
まったく機能しないことを悟った。


1月の2マンライブに参加される方、
よく似た状況になることが
想定されます。


身の危険のリスクを感じても
前に行きたい人にはなにもいいません。
どうぞライブを盛り上げてください。


でも純粋に【flumpool】を楽しみたい方は
前の方に詰めないか
引き返す勇気を持ってください。
なにより「自分だけは大丈夫」が
通用しないブラックホールができることを
頭のすみに置いといてほしいです。


あと、押しが怖いからって
flumpool】を嫌いにならないでね!
ホントに本当にライブは
楽しくて感動するんですから!