正直言ってまんぼうの中では
「見つめていたい」は
あまり好きな曲じゃなかった。
タイアップがついて
クライアントの意向を受けた
草食系の歌、と思っていたから。
でも、ステージから放たれる
2012年の「見つめていたい」は
ちょっと違って聞こえた。
昔「キミイロ」で歌った若い頃のラブソングを
じっくり時間をかけて練り上げた大人の恋
朝露を含んだツユクサの
藍色に潤んだ色の花のような
そんな歌に聞こえてきた。
ピアノで歌い込む「僕の存在」は
このツァーでボーカリスト・山村隆太が
どれだけ脱皮したかを感じさせる。
ほかのサウンドのない中で
声だけで、情感を揺さぶるワンコーラス目
最後に声を伸ばして終わるところは
鳥肌が立ちます！！
「Over the rain」はバラードながら
【flumpool】の総合力を実感する歌。
こんなにも未来への希望を
感じさせる歌になったこと、
変わらない歌だからこそ
バンド進化がひしひしと迫る！
バラードタイム終わったあとの静寂
・・・なんだけど、
ぼそぼそと私語が多い！
さすが大阪の雑踏のような静寂（笑）
でも隆太君の
「静かだね・・・
小さい頃行った夜の海のような爽やかな風を感じます」
名言いただきました。
続く
