まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

台湾制作の映画「共犯」


思い立って心斎橋の上映館へ。
夕方の上映で見てきました。
観客が10数人しかいなくて
ちょっと寂しかった。


感想:flumpool 主題歌を抜きにしても
すごく面白くて…いや、明るい話じゃないんですが
映画の中では二人の高校生が死んでいます。


青春期の男子の心理や、
何不自由ないはずの女の子の根源的な願望や
大人社会の建前に流されてゆく理不尽さとか


噂が噂を呼んで
ネットで犯人探しが始まったり
「共犯」という名前で
追い詰められる心理が書かれたり・・・
本当に秀逸な映画でした。


話が二転三転して、最後の映像で謎解きがあって
全てが終わってから流れるのが
flumpoolの「孤獨」(強く儚く)


この歌詞が日本語訳されて気づいたんですが
映画全体に漂っている高校生の心理を
総括して表した歌詞になっていて
うーん、すごいと思いました。


自分はflumpool が歌っているのを
知って聴くわけですが
知らない人が聞いても
「この歌、映画にまさにぴったりだ」
と思うんでしょうね。


東京と大阪だけ、しかも一館づつの映画館で
僅か1週間だけの上映は
本当に惜しい映画です。
素人から選抜されたという高校生の演技も
見事でしたよ。


DVDになったらまた借りて
見たいなと思いました。