6月5日更新
＜関西のインディーズアーティストなら
「BIGCATでワンマンライブ」は
憧れのひとつ。
メジャーアーティストも
ツァー日程に組み入れる
８００人規模のライブハウス＞
普段はなかなかライブできないのだが
月に1〜２日だけ
ブッキングライブがあって
インディーズアーティストが
このステージに集う。
今回は【Hachi/Hatch,】が出ると聞いて
ギリギリで取り置きして見に行った。
今勉強している華語（台湾で使う中国語）の教室が
BIGCATの並びのビルにあるので
ラッキーなことにスタートから見られた。
今回はバンドのブッキングライブだった。
正直な話【Hachi/Hatch,】以外はすべてが初体験のバンドばかり。
ジャンルもばらばらな感じ。
演奏レベルはかなり良かったけれど
多少のばらつきは仕方がない。
【Hachi/Hatch,】は中盤に出演。
ほかのバンドに比べてPOP色が強いから
このあたりが良かったかな。
勝也くんのボーカルを引き立たせながら
懸案のメンバー間のグルーヴを感じさせる
細かい気遣いも見られて
いい感じのステージでした。
他に気になったのは
【E☆XYZ】読み方はイクシーズ。
EDMを多用したノリのいい音楽で
演奏レベルも良かった。
ライブ後に【Hachi/Hatch,】のゆっき君が
【E☆XYZ】のベースの人と親しく話していたので
ゆっき君に尋ねたら、
「彼は【E☆XYZ】のベース兼【Hachi/Hatch,】のマネージャーで
しかもヒルズパン工場のPAもやってます」とのこと。
根っからの音楽人なんだ！
もう一つ気になったのが【Rock climb】という若手バンド。
ボーカルの声がバンプの藤原くんに似てて
演奏は荒削りの感もあったけど
夢に向かって駆け上がっている感じがあった。
これからどこかで聴く機会もあるかもしれないね。
ラストのバンドの転換時間に
ゆっきくんが声をかけてきた。
「まんぼうさんはどのバンドもちゃんと聞いているんですね。」
ところが最後のバンドの１曲目、
前の方で聴くまんぼう。
２曲目になると後方に下がるまんぼう。
３曲目からロビーに退却するまんぼう（笑）
よほど気になったのか、
ゆっき君がロビーまで追いかけてきた。
「あのバンドのボーカル、
好みじゃなかったんですか？」
「そうじゃないけど・・・
ドラムの音がね、正確なリズムを刻んでなかったの。
あのバンド、テンポの速い曲を好むみたいだけど
ドラムさん、かっこいいフレーズを挟もうとして
難しいフレーズを叩く度にリズムが乱れてるのが
耳についたのでね。」
もちろん、BIGCATライブで大とりを勤めるバンドです。
そんなに下手なわけでもないし
リズムの乱れもはっきりとわかるほど
ひどくはなかったのだけれど
まんぼうとしては納得いかなかったんですね。
それ聞いたゆっき君が頭を抱えた。
「まんぼうさん、そんな細かいところまで
聴いているんですか！！」
ゆっき君は【Hachi/Hatch,】のリーダー兼ドラムで
まんぼうとはつきあい長いんですが
まんぼうがどんなところにポイントを置いて
ライブを聴いているか、聞き出して
今更のようにゾッとしたらしいです。
いやいや、べつにゆっき君の
粗探しをしてるわけじゃないから（笑）
カメラマン気取りの頃は
こういったライブで写真を撮らせてもらえる
バンドを漁っていたから
ちょっと懐かしい気持ちで
ライブを楽しませてもらいましたよ。
