まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

感動とハラハラ


開演。今日のライブは
TOGENKYOツァーのセミファイナルなので
会場の気合いも盛り上がりも
アツかったです!


はじめに言っておきます。
セットリストも、演奏も、
盛り上がりも、演出も
すごく良かったんですよ!!
純粋な【フレデリック】ファンなら
大満足な内容でした!
実際にまんぼうも感動したし!


でも、まんぼうの押しバンドの
第一は【flumpool】で
かれらが活動休止になった理由に
今は敏感になってしまう。
それがとても
気になるライブだったんです。


開始の一曲目の途中で
ボーカルの健司くんが
「みんな、歌えるかい!」
とマイクを会場に向けた。
もちろん会場は大合唱。


しかしまんぼうは
はっと気づいた。
ライブの最初の歌なら、
普通はボーカルが歌い上げて
テンションを高めて行くはず。
健司くん、なんかおかしい。


2曲目のファルセットになるところで
健司くん、大幅に声がうわずった。
「ああ〜!」と
ため息をもらしたまんぼう。


健司くんが「歌唱時機能性発声障害」だと
いいたいわけじゃない。
それは絶対に違うし!


ただ、りょんりょん先生がブログに書いた
症状発症の引き金に
「声が上ずる」ことがあり、
このライブが当てはまりそうに見えた。
発症のトリガーに
指をかけているように感じたのだ。


健司くんは風邪気味だったのだろう。
その体調のまま、前日はZepp大阪で
圧倒的な凱旋ライブを行った。
その余韻は残り、喉も酷使していたはず。


このTOGENKYOツァーは
昨年の2倍以上キャパのZeppが続く。
当然、イヤモニを使わなければ
正確にピッチを合わせるのは難しい。


発声障害の原因かもしれない」
と言われても
イヤモニは今や
ボーカリストの生命線だ。


だからこそ、
両手を握りしめて
「悪化するな!がんばれ!しのいで行け!」
と、保護者のように
祈っている自分がいた。


変わったマイクスタンドが
ステージ後方に用意されていた。
健司くんが近づいて
マイクスタンドに取り付けられた
ストロー付き容器の
飲み物を口にふくんで喉を潤した。


容器はマイクと同じ色で
こまめに飲んでも気づかれにくい。
ライブが進むにつれ
この「マイク」の出番が増えた。


少しずつ、歌い辛そうな場面が増えた。
メンバー紹介のときは
むせたような振りをして
結構咳き込んでいた。


会場にマイクを向ける仕草で
シンガロングを誘う回数も
多くなったように感じたし
会場もまた応えて
みんなで歌ってライブを支えた。


でも、ライブ自体は圧倒的な強さで進んだ。
会場のオーディエンスは、
健司くんの声を差し引いても
余りある感動を受け取ったと思う。


アンコールになって、
再度ステージに出てきた時
「名古屋、最高!
名古屋の熱量に、声が枯れました!
・・・普段は、枯れることないんだけどね。」
あくまでもポジティブに話す健司くん。


最後の曲まで歌いきって、
ツァーファイナルの東京へ、
そして2018年のアリーナワンマンへと
走り続ける決意を表して
ライブは終了した。