＜風邪引きで体調を気にしてましたが、
【信政誠】君の告知、急遽決まった
【アダチケンゴ】君との
「ツーマンライブ」が
気になってしょうがない。
ツーマンなのに、急遽？
しかもこの時期に？
もしかして・・・？＞
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【アダチケンゴ】君出発ライブ0218
大阪南部の自宅から宝塚までは結構遠い！
プロミストランドたどり着いたときは19時。
【信政誠】君のステージは最後の1曲で、
「渾身の力を込めて歌います」の「夜空」でした。
遅れてはいったまんぼうの傍に【アダチケンゴ】君がいて、
じっと聴き入っていました。
やっぱり･･･予感的中。
【アダチケンゴ】君は就職が決まり、
関西を離れることが決定しました。
しかも彼は音楽活動も終止符を打つという。
まさに今日がそのラストライブでした。
のびやかな声とどこか哀愁を漂わせるメロディー。
ソロ活動や大学内外の活動を経て、
昨年はバンド【The Melody Bus】を結成してKSMAに挑み、
みごとに平安神宮の本選ステージに立った。
そのときに歌った「秋風」は
坂本龍一のメロディーにも似た郷愁をそそる名曲です。
【The Melody Bus】のキーボードの女の子と組んでのステージ。
オリジナル曲をアンコールまで、余すところなく歌いきり
しっかり印象に残るライブをしてくれました。
特に「秋風」はギターを置いて
ピアノ演奏にハンドマイクで、
全霊を叩きつけるような歌い方。
今までに見たことのないステージは素晴らしかったです。
【アダチケンゴ】君は宝塚在住。何不自由なく育ったと語り、
望めばこのまま音楽活動も出来たかも知れない。
しかしこのままでいいのかと悩んだ末、
とにかく家を出て、自力で稼いで暮らそうと、
就職を決め、広島で社会人の第一歩を踏み出します。
大学4年生のミュージシャンたちは
就職して社会人する者、音楽の道に進む者、
一人一人がまさに岐路に立っています。
【flumpool】【そよかぜ】【信政誠】･･･身近なミュージシャンが
いずれも音楽の道に進んでいることで
それを当たり前のように考えていたけれど、現実は厳しい。
フリーターしながら音楽しても食えるようになるとは限らない。
自分の夢、将来設計、結婚その他いろいろの事情で
音楽をあきらめて、あるいは方向転換して仕事に就く。
まんぼうも、かつて同じ道をたどりました。
【アダチケンゴ】君もまた仕事の中で自分探しの旅に出発します。
一方で彼はきちんと稼いで生活の基盤が固まったら
また音楽活動をしたいとも言いました。
これだけの実力を持っていて、
それにミュージシャン人脈もあるのだから
当然の気持ちだと思います。
大丈夫！音楽をするのに年齢はない♪
必要なのは熱いハートですから！
ライブが終わった余韻の中で
ミュージシャン【アダチケンゴ】は姿を消し、
ひとりの足立健吾さんが姿を見せました。
社会人として、初めての地に向う彼の出発に
エールを送りたいと思います。
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