これはちょっと思い出話。
まんぼうがたった一度だけ
【flumpool】ファンをやめようとした日。
2006年12月27日の江坂MUSEライブ
「1曲1曲に心をこめて歌います」と言ったのに
心がバラバラに離れたかのように聞こえるステージ。
【flumpool】アンケート用紙に
「いったい、何があった？って聞きたい！！」という書き出しで
怒りに任せてぎっしりと書きなぐった。
ライブのあと、物販席に来た隆太君が
まんぼうのアンケート用紙を広げた。
みるみる顔が青ざめてゆくのを遠目に見ていた。
何食わぬ顔をして「年末にストリートしないの？」ときけば
「やりません」と隆太君。
「カウントダウンライブにも行かないの？」
「いきません。」
「そう・・・それじゃ、良いお年を」
ライブハウスを出てから一人歩きながら
不意に独り言。
「【flumpool】のファンを本当にやめるかもしれない。」
あまりにはっきりした口調に自分自身が驚いた！
あの夜のことを、今日は鮮明に思い出した。
多分隆太君は光が見えなくてどん底でもがいていて、
なのにまんぼうは助けるどころか綱を切ろうとしたんだな。
それから20日後、どん底から這い上がった【flumpool】は
起死回生のライブを行い
その日にアミューズの相馬氏（取締役）からオファーを受けて・・・
現在につながる。
