カウンターの向こうには
チャイナエアラインズの美人のお姉さまが一人。
なんと、まんぼうたちのために
お出迎えとエスコートしてくれるという！
不思議なVIP待遇に目を丸くしながら
空港の長い通路を歩いていくと
あ、ここ、さっき曲がったよね？
検疫所も通ってきたよね？
どれだけ無駄足踏んでたんだろ。
フツーは添乗員が道案内するところ？
などと、
自分の失敗は棚に上げて
勝手にテンション上げてる
大阪のオバチャン二人組（爆）
やっと乗り継ぎ機の搭乗口間近です。
「そういえば喉渇いちゃったな」
すでにピーチクパーチクしすぎだって！！
やや！コカコーラの自動販売機発見！！
持ってた100台湾ドル札を
一生懸命に自販機に差し込むが
上手くいかない！
よーく見たら
お札の入り口が封鎖されてたというオチ。
するとIさん、
すぐ前でコーラを飲んでいた
若い男性グループに近づき
「コインにかえていただけないかしら？（英語で）」
男性陣、みんなでコインを集めあって、
共同で両替してくれました！！
やっと喉をうるおしてから
「そういえば搭乗口はどこ？」
自販機に目を奪われてフライト搭乗口を忘れる！！
通りすがりのおじさまが
「あっちですよ」と
親切に教えてくださる。
「サンキュー、サンキュー！」
不思議な現象に気付いた。
かってにへまばかりしている
日本人のオバチャンペアに
であった台湾の人は困ってしまって
小首をかしげながら
それでもとことん親切に助けてくれる。
商売とかサービスとは無縁の場所で
立て続けに出会った現象に
驚きがだんだん大きくなっていく。
台湾の方たちって、
なんてあったかくて親切な国民なんだろう！！
これは台湾を離れるまで
幾度も出会った現象で、
どんな観光名所よりも
心に残った！！
22：30のフライト最終便高雄行き。
時間を過ぎても
一向に飛び立つ気配がない。
30分近く遅れ来た年配の夫婦が
バタバタと荷物をトランクルームに押し込んで
シートベルトを締めると漸く出発。
時間にルーズなのか、それとも寛容なのか
だれもイラついていないところをみると
この程度の誤差は
けっこう当たり前なのかもしれないね。
