５曲終わったところで隆太君から
本音の言葉が飛び出した。
「今日はほんのちょっと後悔してます。
5〜6年前にライヴやったときも、
音源を聴いたときも、
デビューが決まったときも、
昔からlegoには悔しい思いをさせられてきてて。
legoにだけは負けたくないなっていう気持ちで
ここまでやってきたんです。
デビューから5年たって
僕らも少しは行けるんじゃないか？
legoをちょっとは見返してやろう、
そんな強い気持ちで来ました。
でも今日のリハを見てて……
自分たちの悔しさなんかに比べたら
legoの悔しさは測りしれないし、
その思いってすっげー強いんですよ。
だから昔のようにコテンパンにやられちゃいそうだな〜って。」
このあと、
「だから腹くくって、今、ステージに立ってます。」
と何回か言ってたな。
これはお世辞でもなんでもなくて
隆太くんと【flumpool】メンバーの
本音だと思う。
だからこそ、2つのバンドは
「リスペクトしあえる関係（by元気）」
でいられるのだと思った。
MCのあとに歌ったのは「強く儚く」
この歌は絶対に歌うと思っていた。
「花になれ」の5年後のアンサーソングでもある
メジャーな世界で生きるリアルを歌う歌。
悔しい想いを新たなバネにして
突き進む決意の歌のようにも聞こえた。
