庭園のふちをぐるっと回って、
路面電車の音のする方に向かおうとしたとき
「ここにおったんか」
と声をかけてきたのは
先ほどのご夫婦！
別のルートをたどって城から降りてきたところ。
やっぱり、相当練習を積んでいる様子。
移動のスピードが早い！！
「これからどこかに回るんですか？」
と聞かれたまんぼうは
「ルートがわからないんですが
ひとつ行きたいところがあって」
と相談してみた。
NHKの「ぶらタモリ」の松山編にでてきた
松山の街を洪水から防ぐために
川底を掘り進んだという
石手川を見たいと思ってた。
バスで行けるかな？
「ああ、あそこか・・・行きにくいな。」
「道後温泉からなら、
もしかしたら行けるかもしれなくてよ」
「じゃあ、ダメもとで
道後温泉に行って聞いてみます。
ありがとうどざいました！」
路面電車に乗って道後温泉へ。
駅前にある
坊ちゃん電車の写真を撮ってから
付近の地図とにらめっこするまんぼう。
「なにかお手伝いしましょうか？」
声をかけてくれた優しい人は
松山市公認の観光ボランティアガイドさんだった。
なんというラッキーな邂逅！
さっそく、相談する。
「ぶらタモリで見た、
人の手で掘った渓谷を見たいんですが」
というと
「うーん・・・」
「行けないことはないんですが、
かなり歩きますよ。」
「やっぱり無理ですか？」
「いや、他の地域からわざわざ観光にこられて
興味を持って下さったのだから、
是非行ってほしいです。」
「足なら自信がありますよ。
さっき松山城から徒歩で降りてきたところです。」
「ああ！それなら！」
と地図までくれて説明してくれました。
道後温泉発のバスで「石手寺」で降りてから
徒歩で１〜２km歩けばつくという。
お礼を言って、バス停の時刻を確認したら
まだまだ時間がある。
そこで、コインロッカーに荷物を預けて
身軽になって道後温泉まわりを探索。
途中のお店で磯貝サイモン君がかぶった
みきゃん帽子を発見！
道後温泉の近くでは
揚げたてのアツアツじゃこ天をほおばった。
