まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

角座ライブ


まず、繰り出したのは
道頓堀。
わあ!すごく混んでいる!
大阪一番の観光名所は
日本語だけじゃなくていろいろな言葉が飛び交う
インターナショナルな観光スポットです。
グリコの看板を背に記念写真を撮る人も
たくさん。


ところで、角座ってどこ?
ここだ!と見当つけて行ったら
松竹座。(昔の角座だったらしい)
検索してもなかなか地図がみつからず
うろうろと日本橋あたりへ向かって
やっと見つけた

「大たこ」となり!
あそこか!!
「食い倒れ太郎」のパントマイムを
芸人さんが入り口で演じていた!

ビルの間にぽっかりあいた空間の奥に
松竹芸能の新人芸人の劇場「角座」があって
周りに食べ物屋台があって
その一角にステージができていた。


漫才ショーの空き時間に
野外ライブで集客する形式らしい。

今日ここに見に来たのは
ひさしぶりに
NA-O】くんのステージをみたかったから。


東京と関西で忙しく活動している
NA-O】くん。
のどを痛めていたらしいけれど
復調したというので
聴きたいと思った。

「まんぼうさん、お久しぶりですね」
まんぼうのことを知っているファンから
声をかけられながらステージを待った。



NA-O】くんがでてきた。
iPodPAにつないで
オケも自分でセット。
楽器なしのボーカリストなので
セッティングは簡単だな。


曲を聴き初めてすぐに
居心地が悪いな、と思った。
背中に冷や汗が流れた。


確かに【NA-O】くんの声はでている。
だけど、・・・
高い音での声の広がりが
NA-O】くんの持ち味なのに
それがかき消されている。
まだ、本調子ではないのだな。


スタッフさんに伺うと
「本人は治ったと
思い込んでいるんですが…」


またこれだ。
メジャーに行ったアーティストも
のどを壊すことはある。
flumpool】の隆太くんしかり
高橋優】くんのデビュー当時しかり。


でも、「売れるインディーズ」として
立ち位置を確保するアーティストは
たくさんのインストアライブやストリートライブ、
もちろん有料ライブもこなすのです。


のどを痛めても
だましだまし歌い続ける。
「大丈夫、そのうち治るから…」
それが変な方向にいってしまうと
アーティスト人生を縮めかねないと思う。


アゲアゲの曲も歌って、
ファンを喜ばせてきっちり締める。
新しいファンも開拓したステージ
けっこう良いとは思うけれど、
まんぼうは辛口批評を言わなくちゃ。


まだ持っていなかったCDを購入して
サイン待ちの列に並んだ。
サイン中のアーティストは
いやでも購入者の声に
耳を傾けないといけない。


「まだ。のどが本調子ではないですね。
もっとちゃんとケアしてください。
あなたの声は高音域の伸びがウリなのに
それが半減すると
歳をとった声に聞こえてしまう。
アーティスト生命を縮めますよ。」


笑顔でサインを書いていた【NA-O】くんが
真顔になってうつむいて
「・・・はい、気をつけます」
としおらしく答えていました。


たまには年寄りの苦言もいいものだ(笑)


もう一つ見たいライブがあるので
CDをうけとって握手を交わして
天王寺に移動した。