まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

ライブ感想あれこれ


ライブがスタートした。
まんぼうの意表を突く始まりだった。


サポートメンバーの
Ba.【ZILcoNIA】カツオ
Dr.【アカシアオルケスタ】議長キタガワ
Key.【アカシアオルケスタ】ムウ
がまず、位置についた。


そよかぜ】メンバーのヨッシーとぬまっちが
マイクの前に立つ。
最後にねっちくんがハンドマイクで
センター位置から全力でよびかける。


そよかぜです!
なんばHatch、ただいま!!」
パーーーン!!
銀テープが宙に舞った!

セットリストは書かない。
というか覚えていない。
ただただ、流れに身を任せて
ライブを見ていた。


1階フロアの観客が
そよかぜ】の曲にあわせて
隙のない振り付けを踊っているのは
壮観だったし、
タオル回しもすばらしかったし
バラードの歌いあげも良かった。


まんぼうが最近持っていた先入観、
「楽しいショータイム」を目指すアーティスト
ではない【そよかぜ】が
あちこちに光っていた。


前回のなんばHatchワンマンのあと、
そよかぜ】は激動に巻き込まれた。
アーティストとしての方向性を見失った時期もあるし、
事務所からの独立という賭にもでた。


フリーになることの困難さを味わい、
同時に、応援してくれるファンの存在や
手を差し伸べてくれた
たくさんのアーティスト仲間に
活動力をもらってきた。


どん底を見てはいあがってきた
インディーズアーティスト【そよかぜ】が
メジャーアーティスト主体のライブ会場である
なんばHatch をSOLD OUTにして戻ってくる。
それが、どれだけ壮絶な思いか。

ライブの後半になると
隣のお嬢さんがぼろぼろ泣いていた。
2階席の後ろの方は
たくさんのアーティスト仲間がやってきて
ステージの【そよかぜ】を
食い入るように見つめていた。


不思議な感覚だ。
観客として見る【そよかぜ】には
flumpool】で味わってきた
「もっともっとライブに行きたい」
と思わせる瞬間がたくさん詰まっていた。


明るい歌はとことん楽しく。
悩んだ歌詞でも背中を押す。
バラードでは情感を込めて
ファンの気持ちに寄り添った。


なによりも、すべてに力強い意志が
感じられる【そよかぜ】ライブだった。
メジャーアーティストと比べても
遜色ないステージだったように思う。


今日まで信じて待ってくれたファンへの約束として
音源CDの作成
全国ワンマンライブツァー決定
来年4月にワンマンツァーファイナルを
なんばHatch で開催
を発表した【そよかぜ


しかも、大根くんはさらに高いハードルを掲げた。
なんばHatchチケットをSOLD OUT ではなく
発売日、一日で即日完売させたい!」
メジャーアーティストでも
なかなかできないことを目標に掲げた。


そのためには、観客席のどこから見ても
良かったと言ってもらえるライブを
続けること。
全国で【そよかぜ】ファンを開拓すること。
一人一人に向き合うライブをすること・・・


最後に演奏した新曲。
非常に【そよかぜ】らしい歌だったが
まんぼうには別の歌が重なって聞こえた。
「大切なのは君以外見あたらなくて」
flumpool】の歌とは違うのに
込められた意志が同じように感じられた。

昔から知っていたアーティストではなく、
2014年を活動する【そよかぜ】を
見逃してはならない。
そんな感想を持ったワンマンライブだった。