全部聴き終わったところでバスが来た。
最前列の席に座って
暮れゆく山中湖とお別れ。
どんどん暗くなってゆく林の中を
バスはひた走る。
ときたま明るいと思うと
コンビニだ。
富士山駅間近で席の後方を振り返ったら
顔見知りのお久しぶりな方と目があった。
フェスの感想などで内緒話のような盛り上がり。
この方は富士山駅から夜行バスなんだとか。
富士山駅で富士急行線に乗り換える。
前方の車両に乗ったら
まわりが中国語を話す家族連ればかり！
富士山は訪日外国人にも大人気ですね。
一日遊んで疲れたのか
中国人のお父さんは座席で寝ています。
日本の鉄道なら寝ていても安全と
覚えた様子です。
大月駅で上手く接続するのは特急列車。
駅員さんに
「次にでる快速で行くと東京駅着は何時になりますか？」
「22時35分ですね。かなり遅くなりますよ。」
「あ、それで間に合います。」
待合い時間に何か食べたいし
桔梗信玄餅もおみやげに買いたいと思ったけど
この時間帯、大月駅周辺のお店は閉まってた。
ここ、都会じゃなかったね。
大月始発終点の東京行き電車に乗る。
乗り換えの心配はない。ゆっくり寝よう。
…目が覚めたら神田（東京の一つ前）だった！
2時間あまりの列車の旅が
一瞬で終わった感覚（笑）
東京駅で食事しよう。お弁当でもいいや。
あ・・・閉まってる。
23時近くだもの。お店も開いてなかった。
やっと駅ナカコンビニで
おにぎりとお茶を手に入れた。
あとはマグドナルドが開いてるはず。
・・・長蛇の列！
みんな考えることは一緒でした。
夜行バスが来るまで
おにぎりとお茶で空腹を満たす。
夜行バスターミナルはたくさんのバスを
分刻みに発車させるために
殺気だっていた。
す、すごいわ・・・
ここではっと気づいた。
夏フェスの後は体の汗くささが気になって
必死に拭いたりするのに
今日はそれがない。
まったく汗をかいていない
夏フェス・・・初体験だった！
バスに乗り込み座席を倒して寝る準備万端。
途中の休憩所で食料買おうかな。
まあいいや。寝よう！
「おはようございます。
長らくのご乗車お疲れさまでした。
次は大阪駅バスターミナルです」
へ？…夜行バスも一瞬だった！？
大阪駅前のコーヒーショップで
モーニングセットで腹ごしらえして
まんぼうのSWEET LOVE SHOWER 遠征は
無事に終了しました。
長々と書いたラブシャ日記も終わりです。
読んでいただいて
ありがとうございました。
