まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

西悠ホテル


今回の宿泊場所は
まんぼう的にちょっと冒険しました。
なんせ、2泊!
しかも朝食付きだというのに
宿泊費が日本円で4000円未満なんです!
(1泊朝食付きで千円台!!)
まともな宿なのか・・・?


台北駅からMRTで2駅。
雙連駅から徒歩5、6分の所にある
西悠飯店(シーユーホテル)です。
地図で見ると建物がかなり大きい。
なぜかと思ったら
公設市場の「雙連市場」があって
1階は市場のお店や簡単な食事ができる
お店が並んでいる。
その建物の2階をすべてホテルに仕立てている。


ホテルの客室は男女別の相部屋。
2段ベッドで2人ないし4人定員。
トイレと洗面所、シャワーは共用。
バスルームはなし。


つまりはユースホステル式の宿。
ただし、年齢、会員登録、国籍の縛りはなし。
まんぼう、若い頃にユースホステルを使って
全国各地を旅して回ったので
(ついでにツレアイも捕まえた・笑)
こんなオバーチャンになっても
なんとか行けるやろ〜とチャレンジです。


フロントでチェックインをすると、
(日本のパスポートも提示)
男性係員が説明書を見せながら
簡単な英語で説明。


「タオルは持っていますか?
なければ有料で貸し出します。」
と言われ、説明書(中国語)を見ながら
「毛巾、我有」(タオルなら持ってます)と返した。
男性係員はにっこり。
(なんだ、けっこう中国語わかるんだね!)
「ごゆっくり〜」


迷路のような長い通路をあっちで曲がり
こっちを曲がり、
(3回迷子になった・笑)
女性専用部屋ゾーンに突入。
カードキーでロックを解除して
おそるおそるドアを開けて
「ニイハオ!」


4人部屋の相方さんたちが
一斉に怪訝そうな顔。
(このオバチャン、なにしに来たの?)
「私も同じ部屋です」と中国語で挨拶。


まんぼうの寝床は2段ベッドの上の段。
ベッドがL字型に配置されていて
AとBに別れていた。
先客の人がまんぼうのベッド(B)に
荷物をおいていたので
「すみません、ここ、私の(B)」
とキーの番号を見せた。


そのとき下のベッドにいた女の子が
「あ!五月天の(バッグ)持ってる!」
そうなんです。
台湾だから五月天の方がいいだろうと
武道館で買ったトートバッグを
セカンドバッグ代わりにしてました。
「はい!五月天のですよ!」
なお、ここまで全てブロークン中国語です。


さらに何か尋ねられたので
「ごめん、私ニホンジンです」(中国語)
すると、荷物を置き換えていた上の段の人が
「もしかして、日本の方ですか?」(日本語)


ここではじめて日本語に切り替えた。
「はい、私は日本人です。よろしく。」
「よかった〜。私も日本人ですよ。」
上段ベッドのもう一人も日本の方だった!

お名前は聞かなかったけれど
社会人かな、大学生かな。
休暇をもらって
ふらっと台北に遊びに来たとか。


中国語を学びたくてNHKのテキストで
独自に勉強していたけれど
本格的に勉強したいので
この夏、台北に短期留学を予定しているとのこと。
すごーい。頑張りやさんのフレンズなんだね!
(最近トレンドの「けものフレンズ」風に)


「ただ、中国語でしゃべりかけると
すぐ中国人と思われて困るんですけど
どうしたらいいでしょうか?」
「そんなときは最初に日本語で挨拶をしたら?
こんにちわ、とか。それから中国語を話せば
日本人ががんばってしゃべってると思われるから。」
「あ、それいいですね。今度から使ってみます。」


シャワーを浴びて
(着替えをぬらさないように置くの、ちょっと難しい)
しっかり髪を乾かしてルームウェアに着替えて
あとはベッドに上がってごそごそと荷物整理。
枕元に荷物入れのボックスがあるのでボコボコ放り込む。
けっこう遅かったのでその日は就寝。


翌朝。下のベッドに寝ている
台湾?中国?の二人組は
いっこうに起きる気配がない。
こっそりと起き出して朝食に行った。
朝食券が、2泊なのに1枚しかもらってない。
あ〜あ、あとで交渉しなくちゃね。


朝食ブースは1階で、ビュッフェ形式。
パン、麺、おかゆ
中華まんにおかずや飲み物。
色々あって楽しかった。


4人掛けの席に一人で座っていたら
「ここ、座ってもいい?」と中国語で聞かれた。
にっこり笑ってOK。
次に話しかけられた時は
「私は日本人です」と中国語。
「朝食、とってもおいしいです」
といったら笑ってた。


部屋に戻ったら、出るときにつけてたはずの
枕元のライトが消えてる。
あれ?と思ってつけなおした。
日本人の方は、もうチェックアウトしたようだ。
下の二人組のうち、一人は目が覚めて
買い置きの食材で朝ご飯を食べている。


トイレにいって、歯磨きして部屋に戻ったら
またライトが消えている。
「あれ?」と声を出したら
食事を終えた彼女がジェスチャーで伝えた。
「相方がまだ寝てるからライトつけないで」
しゃーないなあ。
枕元のライトにハンカチをかぶせて
光が外にもれないようにした。


でも、自分が出かけるには
荷物をおろさなくちゃいけない。
熟睡中の彼女はまんぼうの
真下のベッドだし。
一度は電気をつけたいなあ。


朝の10時半近くになって
熟睡の彼女がやっとごそごそ起き出した。
まんぼうはお出かけ体制を整えてから
声をかけてみた。
「ニィザオ。カイドン クーイーマ?」
(おはようごさいます。明かりをつけてもいい?)
熟睡彼女、あわててルームランプをつける。


「ありがとう」と言って
今日の手荷物を五月天のトートバッグに詰めて
まんぼうはホテルを出発した。


つづく