まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

歩こう歩こう♪


まず、西門の中心に戻って
中華路一条という
一番大きな通りを歩き出した。
これなら迷うこともないだろう。
(実はで思い切り間違えた!)


広い通りを歩いていくと
大通りがカーブしていく。
さらに歩くと
龍山寺の入り口に曲がる道が。
今日は参拝はなしで、
カーブする分岐点の細い通りに
「中華路二条」の文字。


こっちが正当なんだ!
と歩いていくと
自動車整備店とか小さな商店とか
あれ・・・、なんか
場末の路地みたいになってるよ。


そこで、持ってた地図とにらめっこ。
あ!これ、南北逆さじゃん!
自分のいきたい方向と
真逆に歩いていた!


やれやれf^^;)))
だけど道連れがいるわけじゃない。
一人で勝手に歩ける自由が楽しい。
また西門まで戻って
今度こそ、と歩き続けると公園があった。
公園のまんなかに小高い丘があって
そのてっっぺんには、ぼ、梵鐘!?

日本の西本願寺の台湾分院があったところで、
お寺の敷地が公園になってました。
そのほか、日本式の建物も残ってました。

そうそう、本願寺公園の敷地内で
数人のスタッフが動画の撮影をしてました。
正義の味方?と敵キャラのコント風の撮影。
なんの番組だったんだろう?


さらに歩くと
昔の城門?がありました。
ただ、まわりが大がかりな再開発で、
どんどん風景が変わっていきそうです。

あ、遠くにみえるのは台北駅の建物だ!
ようし、このまま北に向かって歩いて行けば
ホテルの方向に歩けるはずだ!
と、ビルの間の道を歩く歩く。


ホテルに帰る方向に
夜市が開かれるという
寧夏路という小道があるはずだ。
そう思って歩く。


持ってる地図が要所しか載っていないのでので
この辺かなあと思っても
地図から外れているし
(歩いたことがないので)
自分の勘に確証がない。


うろうしてたら
同世代のおばさんと目があった。
地図を見せて寧夏路を聞こうとしたら
この人、日本語は話せない。
英語も単語レベル。


身振り手振りで
「右側に2本程度通りをすぎたあたり」
と教えてくれたのだが、
言葉が通じないのがもどかしかったのか
なかなか放してくれない。


突然手をとって
「一緒に連れてってあげる」
歩きながら身振り手振りで
「台湾の人はみんな優しいから
こうやって(両手を合わせて)お願いすれば
みんな助けてくれますよ」
と力説する。


そうこうするうちに
今までと趣の違う通りに出た。
「ここよ。楽しんでね!」
お礼を言って別れた。

左右に赤煉瓦の商店が並ぶ通り。
通りに入ってみてびっくり!
乾物屋さん!?


干し椎茸に豆やドライフルーツ、
漢方薬の材料や
干した海藻、魚、春雨、
お茶屋さんもあったかな?
海ツバメの巣とか干しアワビに
干しナマコもあったなあ。


とにかくずらっと
乾物屋さんばかり!
めっちゃ面白い!


だけど、ここ、絶対に
寧夏路ではないよね。
寧夏路はB級グルメスポットと
紹介されてるけど
この付近には食べ物やさんがないもの。


あのおばさん、どうやら
まんぼうに台湾観光を楽しませたくて
別の観光スポットに
案内してくれたらしい!
それは、とてもうれしかった。


けれど・・・
ホテルにはどう帰ったらいい?


途中で交差する大通りを曲がって、
たぶんこっちだろうと歩き出したものの
距離感覚がつかめないので
なかなかホテルが見つからない。


交差点できょろきょろしていると
今度は白髪のおじいさんに
「どうかしましたか?」
と日本語で話しかけられた。


台湾の高齢者は
日本語が流ちょうなのです。
ただ、地元の人に
小さなホテルの名前なんか聞いても
知らないかな、と思って


中国語で「駅(チュージャン)」といったら
まったく聞き取れなかったもよう。
どうしよう、これ以上正確に発音できないよ。
やぶれかぶれで
「えき!」と日本語で言ったら
「ああ。駅ならこの道をまっすぐ行けばありますよ。
お気をつけて。」
完璧な日本語で案内された。


ほっとして通りをさらに歩いていくと
ホテルの看板も見えた!
ということは、ホテルの手前の道が
目的の寧夏路だ!


ホテルの裏には大きな小学校(国小)があって、
もう午後4時をまわっていたので
小学生は下校時間でほとんどいない。

子供の消えた広めの車道にあちこちの路地から屋台や調理道具、
いすやテーブルが運び込まれている。
ちょうど、学園祭の準備のような雰囲気。
違うのは、準備中の人が
いかにも慣れた手つきの
おっちゃん、おばちゃんたちなこと。

そうか、寧夏路って、
昼間来ても、単なる道路でしかなくて、
とても台湾観光にならないから
あのおばさん、わざわざ向こうに
連れてってくれたのか!


とりあえず、いったん
ホテルに戻ることにした。
地下鉄4、5駅分は
歩いた計算になる。


西悠ホテルのフロントには
きのうチェックインの時の
男性係員が立っていた。


朝食券の交渉をしなっくちゃ。
できるだけ簡潔に、知ってる単語を使って、と・・・


「不好意思、明天、早飯的票、有マ?」(マ=口へんに馬)
(すみませんが、明日の朝食券、ありますか?)
男「昨日チェックインしましたか?」
ま「昨日チェックイン、明日チェックアウトです」
男「部屋番号は・・・ベッド記号は?」
ま「B」
無事に明日のミールクーポンを受け取り成功!


たいしたことないけど
まんぼう的には習ったセンテンスじゃなくて
自分で考えて喋った文章で
意図が伝わったことが
とても嬉しかったんですよ!!


足の疲れを癒しながら
夕食は夜市で食べるので
日が暮れるのを待ってから
もう一度出かけた。


つづく