まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

写真を見てまんぼうの感想


前の日記の質問に応えて
コメ入れていただいた皆様、
ありがとうございましたm(_ _)m


質問内容は↓
「今月のMUSICAの特集の最初の写真について
感じたこと、思ったことを教えて下さい。
武道館参加の有無は問いません。」


質問の形式にしたのに、あまり深い意味はないのですが
自分があの写真を見るたびに
違う感想が浮かんできてしまって
「待てよ、他の人にはこの写真どう見えるんだろう?」
素直に疑問に思ったので質問しました。


では、まんぼうの感想は…


☆はじめて見たときの感想は
「これ、本当に隆太君なん??」
あんなに猫背で前屈姿勢の隆太君は
過去に一度しか見たことが無い。
それも、ストリートする前の柔軟体操の前屈姿勢(笑)


こんなにかがまなくちゃならないほど
大きくて重い感情を背負っているのか?
押しつぶされそうな壁にあらがっているのか?


☆2回目に見たとき、あきらか感想が変わりました。
隆太君、武道館を見てるのに見てない。
あの瞳の焦点は多分武道館の客席やアリーナに
ピントがあっているんじゃなくて
どこかわからない空中を見ている。


そこにはプレッシャーも気負いも
期待も不安も突き抜けた
静寂のようなものがあるんじゃないかな。
もしその場に流れている音楽があるのなら
聴いてみたい気がする。


☆3回目に見たときは
手の表情にこだわりました。
両手を顔の近くに持って来て
合わせているような、いないような不思議な仕草。


そこには一切の視線が投げかけられないのに
存在感のある手指。


本当にプレッシャーに捕らえられてしまったなら
あの手は腕組みのように体に巻きついて
外界の脅威からわが身を守っているはずだ。
拒否も開放もしないあの手の意味は?


☆この感想を書くために見た4回目。
少し突飛な感想かもしれないけど
隆太君が武道館を食った!?


隣のページの写真を見たらわかるかな?
武道館の内部にいると
巨大な二枚貝の中にいるような気がする。
不思議な球体のような武道館の姿。


隆太君の中でイメージされた武道館が凝縮されて
どんどん小さな球体になってゆく。
やがてそれは彼の両手の上に乗るくらいの大きさに。


夢みてきた愛しいもの、武道館を
両手にそっとすくい上げてすくいあげて自身に近づけていく。
いとしいものと生身の体が交差して融合して
武道館の魂が隆太君に吸収されたように見えた。


気負いもてらいもないのに自然体から発散されるのは
柔らかく、しかもゆるぎないオーラ。


何度見ても見飽きない、
しかも見るたびに印象を変えるこの写真は、
間違いなく2009年10月23日にそこにいた
一人の男性の変貌のせつなを
写し取ったにちがいない。