ライブ終了後の
物版スペースに
メンバーが全員でてきた。
さっそくモリシーくんをつかまえて
質問するまんぼう。
「あなたにとっての前向きな選択枝とは？」
モリシーくんが面食らった顔をしたので
言葉を付け加えた。
「このバンドを抜けて、新しい道に進むのが
前向きな選択だと決めたわけでしょ。
それって、【Shabby HeArts】を
「4人で続けてゆくこと」は
前向きな選択肢にならなかったという訳よね？」
よーすけ君が言葉を引き取って言った。
「そういうことになりますね。」
どうやら今後の【Shabby HeArts】の
提示する方向性について
合意できなかったようだ。
「12月の主催ライブが
思ったような成果にならなかったんでしょ？」
ようやくモリシー君が口を開いた。
「そう・・・ですね。」
「バンドから浮いていると思った？」
「よく、周りからもそう言われます」
ヨースケ＆たけしの2人は
Popな【シャビイ】をイメージし、
オーディーとモリシーは
リズム隊として
ロックな【Shabby HeArts】を目指したのだと思う。
企画ライブまではお互いの要素を取り入れて
緊張しながらもある程度成功したのだろう。
でも、【Shabby HeArts】のさらに上を行く
対バンアーティストの本気を見て
もう一度バンドの目指す道を考えたとき
溝が埋まらなかったのだと思う。
今までもたくさんのアーティストの
分裂、脱退、加入、解散、再結成…
いろいろ見てきた。
それは当人の問題で
とやかくいう筋合いのものではない。
ただ、2013年後半にまんぼうが思い描いた
【Shabby HeArts】の2014年進化が
何らかの修正を加えることになるのは
間違いないと思った。
4人で演奏する最後の城天も
見に行ったのだけれど
それはまた別のうたネタ日記に。
