プロモーターの
キョードー大阪主催のフェス。
知らないアーティストばかりが集まる。
どうしよう、ついていけるのか？
会場につくとタイムテーブルが発表されていた。
うーん、やっぱり見たことない
名前ばかりだ。
最大2000人のキャパの野音だけど
観客は800人から1000人くらいかな。
お盆過ぎたというのに
ぎらぎらの太陽が照りつける。
同じ日に大阪ではSUMMER SONIC が
香川ではMONSTER BASH が
行われている。
大規模フェスが好きな人は
ここには来ないかもしれない。
ステージ上の垂れ幕には
イベント名とともに
New Wave,New Rock.
という英語が書かれていた。
どうやら、次世代のロックバンドを集めた
フェスのようだ。
そういえば、過去の開催履歴を見ると
ブレイクスルー直前のバンドが
けっこう名を連ねていたっけ。
後でサイトを見たら
「今年の夏も1000円でROCK!!」
というキャッチコピーが！
名前の通った有名どころのバンドはいない。
将来性はあるアーティストでも
夏フェスにはなかなか出られない
そんなアーティストにオファーして
若い世代の観客に安いチケットで楽しんでもらい
アーティストを育てながら、
若者にライブハウスに来てもらう
意図が込められた夏フェスだった。
タイムテーブル順にアーティスト名を。
嘘とカメレオン
クアイフ
神はサイコロを振らない
ハルカミライ
ALL your Days
日食なつこ
緑黄色社会
Cloque.
DENIMS
ビッケブランカ
LOCAL CONNECT
正直に言って、
一つも知らなかった。
だから個々の感想は・・・。
でも、それぞれに熱量があって
なんとかしてのし上がっていこうとする
若さと意欲が感じられるフェスだった。
ひとりだけ、知ってる顔をみつけた。
緑黄色社会のドラムさん、絶対に見たことある！
ああ、元sonic boom、現在のRAF CLONICRU のドラムの
トガミコウジ君だ。
ステージ終わりにちょっとだけ挨拶もできた。
それにしても、
まんぼう、浦島太郎みたいな感覚。
インディーズアーティストの情報を
求めなくなったせいで
すっかりうとくなったんだなあ。
そはいえ、来年、再来年に
この出演アーティストの新曲が
音楽番組から流れたり
MUSICAに取材されたり
するようになるんだろうなあ
と考えながら家路につきました。
