今日のライブはひと味違う。
まず、会場が
パナソニック株式会社の本社内にあるスペース。
本来パナソニック社員向けの研修会場らしい場所。
「社員以外も参加OK」ということで応募した。
守衛室で「入社票」をもらって進むと
およそ工場らしからぬオープンスペースに到着。
出迎えてくれたのは1970年の大阪万国博で展示された
「人間洗濯機」の実物。（当時のサンヨー電機が展示）
荒唐無稽なアイデアだと思ったが
現在でも要介護者の入浴施設に活かされているという。
今日のテーマは「うたうたう」
前半は音や歌に関する研究のプレゼン。
後半はアカペラ合唱とジャズの演奏ライブ。
実は出演者のジャズピアニストが
京都産業大学の情報理工学部の準教授で
身近な家具やハウスと音の研究をしている
平＃先生（ひらい・せんせい）で
アルノが大学・院生時代にお世話になった先生。
一度ライブをみたいと思ってたのです。
学会報告でいつも注目をあびる
平＃先生の「バスタブ」。
入浴すると癒しの音楽が流れる、
バスタブで「もぐらたたき」ゲームができる、
バスタブを叩くといろんな音がでるので
「演奏」できる、
などなど、革新的なバスタブの研究の
プレゼンがおもしろかった！
もう一人、パナソニックの女性の研究員は
脳科学に基づいて
人間の感情にあわせた楽曲推薦システムを
長年研究中。
専門用語が難しかったけど、
めっちゃアカデミックなプレゼンだった。
実はアルノちゃんの卒検テーマが
これに近い通じるものだった。
（これを完璧に実現できた人・企業はまだないらしい）
ライブのアカペラ集団はパナソニックの社員たち。
実は東京勤務と大阪勤務に分かれていて、
普段はＴＶ会議システムを使って練習しているらしい。
さすが、パナソニック！
そのあと平＃先生のピアノと、
一緒に活動しているボーカルの男性（名前忘れた）で
3曲ほど聞き応えのある演奏を堪能しました。
このエリアでは様々な研究やイベントを行っているようで
その後もたくさんのお誘いメールが。
音楽関係でまたなにかあれば
いってみようと思います。
