すっかり書き上がってさあ更新！
という時に異次元に消えた原稿に
めっちゃ落ち込んだまんぼうです（泣）
・・・気を取り直して
2019年1月29日更新
１月13日午前・天王寺
先ず、朝から開いてたスーパーで
flumpoolリュックに一杯買い物をして
天王寺に到着。
最初に行ったのは
通称「天王寺南口ステージ」
現在は右側に歩道橋へ上がる階段、
左側にエレベーターがあって
こぢんまりとした場所なのだけど、
10年前は約2倍の広さで
雨もしのげるし
天然のリバーブがかかって
歌声がきれいに聞こえるスポットとして
多くの客の足をを留める場所だった。
その代償として、
警察官に真っ先に止められることと
下手なアーティストは見向きもされない
ここで歌うならそれなりの覚悟がいった。
なつかしいなあ・・・
あれ？だれも来ない。
たくさんいるはずのflumpoolファンが
約20分待ってもひとりも現れない！
これは・・・「てんしば」に行ったら
もう戻れないってことね！
予定変更、てんしばに急げ！
地下道を渡り、天王寺公園の入口の
おおきな「てんしば」マークを横目に
中に入る。芝生広場が見えてきた。
あれ？芝生の養生か、
とこどころビニールシートがかけられている。
ロープで何箇所か区切ってある。
「てんしば」の向こうには天王寺動物園の
巨大なバードケージが見える・・・はず？
見えない！代わりに変なオブジェ？がある。
真っ黒で戦艦の作りかけみたいだ。
あれは何？
さらに気付いた。
「てんしば」を囲む左側（道路を挟んでJRが走る方向）
遊歩道に黒山の行列が！
驚いているまんぼうの横をすり抜けて
次々に行列に加わる人たち。
とにかく たしかめよう！
行列には並ばずに、ひたすら前に歩く。
途中で、インディーズ時代の【flumpool】の先輩バンドで
今はライブハウス「あべのロックタウン」の
マネージャーさんに出会い、会釈された。
（隆太くんのパワースポット巡り同行グループの一人）
真っ黒な戦艦の見えたのは
巨大なステージだった！
大泉緑地の野外ステージから
後ろの壁部分を外した感じ。
左右はは大泉緑地よりは短かったが
これ、「野外フェスのNo.2エリアステージ」
といえば通用するな！！
行列の最前列の人に声をかけた。
「何時からならんでいるの？」
「何時からって…始発から。」
前のグループの半分位は
お見かけしたことのある顔が並んでいて
「あ！まんぼうさん」と
手を振ってくれる人もいた。
「寒いでしょ！路上ライブの必需品、
カイロを持って来たの。使って！」
そう、まんぼうがリュックいっぱいに
詰め込んで来たのは、使い捨てカイロ。
冬の路上ライブで
「カイロを配るおばちゃん」で
知られていたんです。
「あ、スタッフさんに
カイロをもらったので大丈夫です。」
え！？
全員に受け取りを辞退されて
うろたえるまんぼう！！
そういえば、今も増え続ける
ファンを誘導しながら
カイロを箱ごと運んできて
全員に配っているではないか！
やられた！と思いながら
多分まんぼうの顔はにやけていたと思う。
「原点は天王寺の冬の路上ライブ」
と考える【flumpool】メンバーが
「カイロを配る」アイデアを出したとしたら
昔のまんぼうの姿を
思い出してくれたのかな。
結局、持参のカイロは、
ほとんど自宅の在庫になりました（笑）
この時がちょうど10時頃。
列に並んだ人は1000人近かったのでは？
芝生広場の天王寺駅側の端に立って時間を過ごした。
「てんしば」にきた人がまずここまで来て、
それから左右に分かれていく場所。
友人との待ち合わせに、間違いない場所。
天王寺公園の関係者（おエライさん？）に
解説しながら歩く【flumpool】スタッフさん発見。
（インテロTVに声だけ出演のマネージャーさんかな？）
「今日の午前10時に正式発表しましたから、
まだまだ来ますよ。」
「総勢でどれくらい来るかね？」
「僕らにもわかりません」
「そうはいっても、演奏は実質2曲なんですけれどね。」
おっと！内部情報聞いちゃった！
でも、納得。
「てんしば」は動物園や美術館に隣接していて、
都心のど真ん中にある。
だから大音量では演奏できず、
今までもアコースティックのライブか
低い音量のカラオケでのライブしか許されない。
まんぼうにしてみれば
「たった２曲でも、
よく許してもらえたね！」
なんですよ。
さすがfm802さんのお力あってこそですね。
10：20頃から行列が少しずつ誘導されて
ステージ前のエリアが人で埋まり始めた。
行列が解消したので
カイロ配りも解消したらしい。
その後にやってきた人は
「やばい～！」と言いながら
芝生広場のステージに近いゾーンを
目指して走っていく。
良く晴れて風もなく穏やかな日曜日。
小さい子供連れの家族が
次々と「てんしば」に遊びにやってくる。
「え？あれ？なにこれ…。今日遊べないの？」
困惑した様子の家族連れに
「ごめんなさい、今日は音楽イベントがあるので
芝生広場が午後まで使えないんですよ」
と謝り続けるまんぼう。
スタッフでもないのに（笑）
いや、普通に遊んでもらっても
大丈夫だったかもしれないけど
万が一のことを考えると
こう言うほうが安全だと思ったので。
待ち合わせの友人と合流して
11時にまんぼうも観覧エリアに入った。
TV撮影カメラが左右に設置されている。
カメラを結ぶ直線の真ん中に
立ち位置を決めた。
ここなら音はちょうど真ん中。
隆太くんの喉の復調を
まんぼうなりに確かめられると思ったから。
立ち位置をとった時点では
周りに人は集まっていなくて
それだけ群衆の後ろ側だと思ったのだが。
「お久しぶりです」と声をかけられた。
まんぼうとファン歴が同じのSさん。
はじめて出会った時高校生だったSさんが
今ではご主人様と一緒に。
「（妊娠）六ヶ月なんですよ」と嬉しそう。
だんだん周りが混み合ってきたけれど
今は押されることはない。
それでも念の為に
「他の人が動いてもまんぼうはここに留まるからね」
「まんぼうさんと一緒なら安心」
とSさん。絶対に転ばないでね。
待つこと２時間。
さすがにくたびれかけたその時、
「配信始まってる！」の声に
スマホを覗くと
自撮り棒で自らを映しながら
一生くんが天王寺駅から
こっちに歩いて来てる！
一生くんが実際に歩く様は
人混みに遮られて見えなかったけれど
少しずつどよめきが近づいて来るのと
その後ろに1台のワゴン車が
（おそらく窓はマジックミラー）
ゆっくりと着いてくる。
他のメンバーはあれに乗っているんだな。
期待に胸が高鳴る。
（翌日に続く）
