まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

LEGO BIG MORL 梅田シャングリラ

8月1日更新
<7月はまんぼうにしては
ライブ参戦が少ない。
1ヶ月で3本だけ。>


7月17日、梅田シャングリラ。
LEGO BIG MORL】のワンマンライブ。
整理番号は最後尾から50人くらい前。


シャングリラは会場内に
大きなバーカウンターがあるので
場所決めがけっこう難しい。
すでにどこも満員近い中を
じわじわと人波をかき分けて
左側後方の段差の上に立ち止まった。
「まんぼうさ〜ん」と呼ぶ声。
よく見たら左手前方の壁際に
知り合いの一団がいた。
そこまで進んで見ることに。


ライブ続きで移動に次ぐ移動の
LEGO BIG MORL】。
Twitter見てると
「最高のライブだった」という
ツィートが連日並ぶけど
これだけスケジュールが過密なら
疲労困憊してるんじゃないのか?
そんな危惧があった。
実際の所はどうなの?


開場前にボーカルのカナタ君が走っていて
(シャングリラに戻る道を
間違えて走っていたらしい)
ファンが何人も目撃していたけれど
それって、なんか不自然じゃない?


ライブが始まってはじめの3曲までは
まんぼうもよく知ってる歌で盛り上がる。
ん??カナタ君、高音部分がかすれてるよ。
やっぱりのどを酷使してんじゃん。


今回のライブは
アルバム「心臓の居場所」の
リリースライブだ。
いざ、収録曲の演奏になって
まんぼう、あわてた!!


いやいや、ちゃんとアルバム買ってますよ。
しかも同じものをダブって2枚も。
ただ、ちゃんと聴いてなかったのです。
youtubeでMV見て納得しちゃってた。


だから、知らない曲のオンパレードだ!
いまいち乗り方がわからないf^^;)))
だけど、素敵な曲が続きますね。
前評判通りにいいアルバムです。。


カナタ君の声、喉が暖まってきたら
良くなるかと思ったけれどそうでもない。
むしろ、伸びのある良さが見られないし
無理して声を張り上げているようにも見える。
(そうしないと音程を外しそうだったのかも)


MCタイムでヒロキくんがしゃべっている時
目がうつろで動作が緩慢なカナタ君を見て
(あ・・・これは重症だな)と思った。
熱があるかもしれないし、
このステージだって
点滴を打って立ったのでは。


仮にもメジャーアーティストは
ネガティブなことはいっさい言わないし、
体調の情報も漏らさない。
だから点滴なんてまんぼうの思い込みです。


ただまんぼうは、
ステージに立つインディーズのバンドマンを
たくさん見ていたから
ライブ前にぎりぎりの体調だったり
点滴や吸入や解熱剤でしのいでた
アーティストのことは
なんとなく想像がつく。


ポリープ手術前のツァー中の
flumpool】隆太くんを
思い起こすような雰囲気があった。


ボーカルの調子がイマイチでも
逆にライブが面白くなることがある。
特に今日は彼らの地元大阪。
昔からのファンもたくさんいるし
大阪のライブに参加したくて
遠征した熱心なファンも多い。


バンドマンの総力と
ファンの総力が重なったとき
普通を越えるライブが生まれることを
まんぼうも何度か経験している。
この日はそんなライブになった。


なんの曲だったかな?
声で押せないカナタくんが
ボーカルマイクから離れて動き出し、
他のメンバーのそばでギターをかき鳴らし
別のマイクから歌う。
もちろん他のメンバーも位置をかえて
はげしくパフォーマンス。


インディーズ時代の【lego big morl】を
彷彿とさせる
「あばれギターとあばれベース」のステージが
目の前に繰り広げられた。
多くの人にとっては初体験、
古いファンにとっては懐かしいステージ。
こんなことができるのも大阪ならでは・


「めっちゃたのしい!」「最高だ!」
上気した顔で叫ぶメンバー。


今回のライブでは、
会場に歌わせる場面も多かった。
それが当たり前なのか
大阪だけが特別多かったのか
曲を聴きこんでいないまんぼうにはわからない。
ただ、メンバーとオーディエンスの
心理的な距離が
とても近いような気がした。


本編が終わり、盛大なアンコールを受けて
LEGO BIG MORL】メンバーが再びステージに。
ヒロキ君が毒舌ではなく本音で感想を述べる。
そして、ライブのタイトルにもなっている
「心臓の居場所」を演奏。


歌いはじめたカナタ君の声がとぎれた。
出なくなったのだ!
でも、歌は続いた。
誰かが先導したわけでもないのに
会場のファンが歌詞を歌い継ぎ、
途中から他のメンバーも歌い
カナタ君も切れ切れに歌い
最後の最後まですばらしい歌声が繋がった。


これは本当にきれいだった。


ライブ後のツィートでヒロキくんが
「誰がなんと言おうと、今日のライブは最高だった」
と書いていたのが納得出来た。


ライブのあと、久しぶりに友人と打ち上げの食事。
最近はひとり打ち上げが多かったから
これも楽しい時間だったな。


翌日、買っていたのに
封を切っていなかった
LEGO BIG MORL】アルバムを開けて
「心臓の居場所」を通して聴いた。
うん、すごくいいアルバムだと思った。
カナタ君が、本当はこんな風に
歌いたかったことも伝わった。


それでもなお、アルバムの完成度と比べても
大阪のライブの印象は強かった。
どちらがいいかといえば
ライブのほうが断然よかった。
LEGO BIG MORL】はライブバンドだ。
実感できたライブだった。


9月2日に梅田のクラブクワトロで
大阪2度目のツァーライブがある。
シャングリラでのライブ体験を抱えて
彼らがさらに印象的なライブをすることが
容易に想像できる。
これは楽しみだ。


もちろん体調管理には
お互いに気をつけてね。