10月９日更新
flumpool 大阪公演の翌日に行ったのは、
インディーズ時代からの盟友、
そよかぜ のワンマンライブ。
まんぼうも彼らとの付き合いは
15年にもなる。
メジャーデビューこそしなかったけれど、
セルフプロモーションで
全国ツァーもしているバンド。
今回のなんばハッチもSOLD OUT で、
関係者席さえもファンに解放するほどの
盛況だった。
今回のライブを持って
そよかぜは解散する。
その後はそれぞれの得意分野を活かして、
３人とも音楽は続けるという。
５年前、一度解散の危機があったそよかぜ。どんなに頑張っても
メジャーデビューに届かない。
歌う意欲も薄れてきたが、
「もう一度チャレンジして、
５年たってもダメなら諦める」決意で
前の事務所から独立。
自ら立て直しを図った。
その後の活躍は、
インディーズでは異例の
自動車イベントに抜擢されるなど、
目覚しいものだった。
それでも、
自分たちの目標とする場所には
行けなかった。
そして、メンバー間でも
進みたい音楽の方向が分かれてきた。
今回のラストライブは
早くから告知されていたこともあり、
全国からファンが駆けつけた。
関西のインディーズバンドを見て
応援してきたまんぼうは、
還暦を機にインディーズのライブ参加を
極力減らした。
flumpool,WEABER,LEGO BIG MORL,
フレデリック…。
かつて応援したバンドがメジャーで活躍し、それを見続けるためには、
何かを捨てないといけない。
それがインディーズの
アーティストライブを減らす口実だった。
ホントのところは、
今から原石バンドを見つけても、
自分には見届けられない
気がしたからだと思う。
そんなわけで、
そよかぜのライブも1年ぶりだった。
ライブを見ていて不思議な気持ちになった。そよかぜのメンバーや
サポートミュージシャンらは、
メジャーバンドと遜色ない
熱量とテクニックを持ち、
ライブ構成も良く、観客を笑顔にしていた。彼らはすでに
インディーズの域を超える存在だ。
それでも、メジャーデビューには届かない。セルフプロモーションで
今以上に高みを目指す厳しさを、
彼らは誰よりも知っている。
集大成のこのライブを、
メンバーは涙なしで駆け抜けた。
ファンの中には泣いている人もいたけれど、
それさえも元気づけようとしていた。
ラストのワンマンライブを見終わって、
「そよかぜ」という章は終わっても、
3人の新しいページが開くことを
祝福したいと思った。
後日、他人のツイートに
「flumpoolが見に来ていた」とあった。
会場で出会ったライブハウス関係者が、
まんぼうに意味ありげな目配せしたのは、
そういうことか、と気付いた。
元気君がサポートベーシストとして
貢献していた時もある
そよかぜだから、
必ず来ると思ってたけれどね。
まんぼうツイート 8/10
flumpoolのインディーズ時代からの盟友バンド。
セルフプロデュースで全国ツアーもした
彼等の完全燃焼だった！
そよかぜ・YOSSY君のツイート 8/11
長くなるので…。
それはまたね！
本当にお世話になりました！
感謝しきれない。
「ありがとうございました！」
