単なるライブビューイングではなく
ストーリーも用意されていて、
終末を迎える世界、
崩れる地球に住む絶望と
過去に戻ってやり直せたら…
国家プロジェクトで
過去へ遡るタイムマシン「ノアの方舟」計画の遂行。
過去に向かった５人の隊員が【Mayday】という筋書き
ストーリー中には別の俳優さんが劇中劇で
味のある演技を見せてくれました。
崩れかけた世界。
時計を巻き戻そうと
たくさんの時計を集めた建物。
でも、時間は巻き戻せない。
座り込む老人がひとり。
がれきの中から見つけた少年が老人に駆け寄る。
少年「おじいちゃん、これは何？」
老人「これはギターといってね、弾くといい音がする」
少年「おじいちゃんは弾けるの？」
老人は追憶にふける。
昔、ギターショップの前で
若い男（老人の過去）が迷った末に
店のドアを開けずに去って・・・
「最後に1本の電話を掛けるとしたら
あなたは誰に何を伝えたいですか？」
ライブやストーリーのところどころに
この問いかけが出てくる。
ライブが進むにつれて
ストーリーとライブが絡み合って
素晴らしい効果を生んだ。
最後の最後に歌の力で
人の心が救われていくところや
タイムマシンの行き着いた先が
球場で、しかも1997年！！
【Mayday】のデビューの年だ！
ここから【Mayday】の音楽があふれ出すという
象徴的なストーリーでした。
