まんぼうのうたネタ日記

はてなダイアリーから引っ越してきました。大阪住みのオバーチャンまんぼうが気になるうたネタを書いています。更新めっちゃ遅いです!

WEAVER 大阪BIGCAT

大阪BIGCATでのWEAVERのワンマンライブ。
今日はある意味席順がネタだった。

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スタンディングで

キャパ800人と言われるBIGCATで
まんぼうの整理番号は807番!!
これ、入れるのか?

 

でも、まんぼうの後にも並ぶ人がいて、
820番台まで入場者がいたらしい。
SOLD OUT とはいえ、これは

ちょっとヤバくない!?

 

会場後方の扉近く、
つまりステージから一番遠くに立ち位置を取った。
いや、なんとか取れた、かな。
メンバーの頭は見えるけど、
演奏中の姿はあまり見えないなあ。

 

今日のライブのタイトルは
「I'm Calling You~流星前夜~」

 

時間になり、会場が暗くなってメンバーが登場。
お辞儀をして、無言で位置につく。
あれ、挨拶しないの?

 

BIGCATはステージ後ろの壁面が高く、広い。
そこに映し出されたのは、映画?
いや、楽曲と、
小説「流星コーリング」にリンクした
映像、歌詞、MV、
さらに朗読劇が加わって


これはライブか?
それとも映画か?
音楽を色々なパフォーマンスに
しなやかに結びつけた
新しい表現の試みだ!


やっと、WEAVERの全員が
自分たちの強みを活かして
ほかの誰でもない立ち位置を掴んだ。
このツァーは、きっとターニングポイントなんだ。

 

そんな確信めいたものを感じた時間だった。

 

ここからはライブの感想を離れて
まんぼうのひとり言。


flumpool押しのまんぼうが言うのも
おかしいのだけれど
WEAVERはflumpoolのジレンマを
やっと捨て切れたと思った。

 

歴史的に書くと
WEAVERはflumpoolの弟分として
A-sketch から2009年10月21日に
メジャーデビューしたバンド。

 

デビュー初ライブは
同年10月22,23日の武道館。
flumpool 初の武道館公演2daysの
オープニングアクトだった。

 

チケットSOLDOUTのため、
インディーズ時代からの
WEAVERファンは見ることができず
flumpoolファンの前でお披露目となった。

 

あのライブに出演し、
先輩flumpoolに歓声を送る
武道館を埋めたファンを見たことが
その後のWEAVERを苦しめたと思う。

 

バンドとしての成功は
flumpoolのように大勢のファンの前でライブする」
と信じたWEAVER。
しかし、flumpoolに近づこうとする程うまくいかない。
そりゃそうだ。
2匹目のドジョウになるべきではない。

 

それなりにタイアップもついたし、
CDも出せたし、コアなファンもついた。
でも、広がりが見いだせない。
相当に苦しんだ時代があるのは
まんぼうもうすうす気付いていた。

 

イギリス留学の機会をもらえたのは
いい契機だったと思う。
自分たちの立ち位置を
外側から見る機会に恵まれた。

 

ヨーロッパでのEDMを使った
ロックバンドの潮流にも触れた。
彼らの楽曲が、「日本という枠」を
外せるかもしれないという
かすかな希望も見えただろうか。

 

帰国してからのWEAVERは
チャレンジの連続だったと思う。
3人だけで多種の楽器を使いこなす試み。
今までとはガラッと変えたダークな曲も書いた。
シンセサイザーを多用しEDMを取り入れた楽曲。
ダンサブルなシンコペーション、などなど。

 

メンバーが個々の活動を並行して始めたことも大きい。
杉本君は個人活動と、ミュージカル音楽を作った。
奥野君は別のアーティストのサポートベーシストとして
演奏レベルをぐんぐん上げていった。
そして河邉君の小説家デビュー「夢工場ラムレス」

 

2作目の「流星コーリング」書き下ろしと並行して
WEAVERとしての「流星コーリングProject」開始。
メンバー個人のポテンシャルと
バンドとしての作品をリンクさせた。
さらに外部の人間やメディアを巻き込んで
新しい手法で音楽を表現することに取り組んだ。

 

メンバーの音楽センスや演奏レベルは
デビュー当時から
flumpoolよりも上だと思っていた。
今、それに加えて
他の誰にも真似られない独自性を
掴みかけている。

 

波はあるにしても、
この路線は今後のメインになりそうな予感。
胸を張って言ってもいいよ・笑
「WEAVERはWEAVER!flumpoolの二番煎じじゃない!」って。

(以上、まんぼうの独り言でした)


ライブが終わった。濃厚な時間をもらえたと思う。

次のツアーライブは
「I'm Calling You~流星ループ~」
のタイトルだという。
今日よりも進化した内容になる予感。
とても楽しみだ。